さあ、今年も残りわずかとなってきたので、見た映画で印象に残ったものの感想です!そんなに見てない感じがしたのだけれど、Netflixとかも含めるとけっこう見てますな。それでは軽くいってみましょう! 聖なる犯罪者 全然期待しないで見たんだけど、めちゃくちゃ面白かった。少年院に服役した主人公ダニエルが、小さな村でふとしたきっかけで神父と勘違いされ、それをそのまま押し通すという物語です。煙草は吸うわ、酒は飲むわの破天荒坊主なのだけれど、その説教は不思議と本質を突き、村人の信頼を得ていきます。なんだろう、ひろゆきが権威の揚げ足取って喝采されるような感じですかねと思ったけど、書いたら全然違うな、これ。非行少年が言ったら誰も聞く耳を持たないその言葉も、神父という「ガワ」があれば、意味が生まれ、信憑性や神格性を帯びてしまうということなんですよね。でも、言葉自体は発するのが偽神父だろうが本物だろうが、同じ言