広島、沖縄と5試合続いた遠征で5連勝を飾った阪神。首位・巨人との3・5ゲーム差(11日現在)もこの勢いで一気に縮めようと虎視たんたんだ。ノリノリのチーム内では、さらなる起爆剤として西岡剛内野手(28)に、あの“タブー破り”を期待している。 打倒・巨人の旗印のもと、チームはひとつになっている。西岡も「(球宴までの)残り6試合全部勝つつもりで。オールスター(7月19日開幕)まで巨人との差が広がらないように」ときっぱり。そんな中、チーム内で出ているのが「西岡にあの“タブー”を破ってもらえばいいじゃないか。いつまでも縛られていてもしかたない」という声だ。 それはお立ち台で「明日も勝つ!」と絶叫すること。阪神OBのスーパースター・新庄剛志氏(41)が1999年に、その言葉をヒーローインタビューで発したところ、翌日から阪神が連敗したため、以来、チームでは、お立ち台でその言葉を使うことが“タブー”と