Officeに複数の脆弱性、最大深刻度は「緊急」 マイクロソフトはパッチを公開、IEのゼロデイ脆弱性には未対応 マイクロソフトは2010年11月10日、「Office」などに関するセキュリティ情報を3件公開した。そのうち1件は最大深刻度(危険度)が最悪の「緊急」、残り2件が上から2番目の「重要」。細工が施されたファイルを開くと、悪質なプログラム(ウイルスなど)を実行される恐れなどがある。対策はセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の適用。 今回公開されたセキュリティ情報のうち、最大深刻度が「緊急」のものは次の1件。 (1)[MS10-087]Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2423930) このセキュリティ情報には、Officeに関する脆弱(ぜいじゃく)性が5件含まれる。データ処理などに関する脆弱性で、細工が施された文書ファイルを読み込ん