2025年の新卒研修の資料です。

ソフトウェアアーキテクチャとは、ソフトウェアシステムの成功に欠かせない重要な土台です。そのためソフトウェア開発者には、効果的なアーキテクチャを実現するスキルが求められます。本書は、そうした効果的なアーキテクチャを設計、構築、維持するアーキテクトになるために必要なスキルや知識を、現代的な視点から整理して包括的に解説する書籍です。 ソフトウェアアーキテクチャの定義から、アーキテクトの役割、モジュールや結合、アーキテクチャスタイルといったアーキテクチャ設計の基礎、チームやステークホルダーと効果的にコラボレーションしていくために必要なソフトスキルまで、さまざまなトピックについて実践的な例とともに説明します。 正誤表 書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷数をご確認の上、ご利用
株式会社サイバーエージェントの2021年度 エンジニア新卒研修でコードの品質に関する講義を行いました。 https://note.com/cyberz_cto/n/n26f535d6c575
Rails Developers Meetup 2019(2019/03/22 - 23)
CyberZ CTO室のメンバーの森 (@at_sushi_at) です。 先日、株式会社サイバーエージェントの2021年度 エンジニア新卒研修でコードの品質に関する講義を行いました。 そこで話した内容とスライドを完全公開します。 45分の内容のため、かなり長いですが、個人的にぜひ一読して欲しい内容になっています。 はじめに こんにちは、森 篤史と言います。2019年度入社で今年で3年目になります。株式会社CyberZのOPENREC.tvというプロダクトでAndroidアプリチームのリーダをやっています。 最近はプログラムを書く仕事以外に、次世代マネジメント室という全社横断組織でDevelopers Blogの改善プロジェクトを実行したり、CyberZ CTO室で組織活性化に取り組んでいます。 あと、2019年度の未踏スーパークリエータにも認定されました。 メインの仕事としては、入社して
一般的なアプリケーション向けの CQRS Dino Esposito ドメイン駆動設計 (DDD) は約 10 年前に登場し、ソフトウェアの開発者やアーキテクトに影響を与えています。具体的なメリットやデメリットはともかく、DDD は、オブジェクト指向パラダイムが初めて唱えられた頃、開発者の誰もが夢見たことを具体化します。つまり、包括的なオブジェクト モデルを中心にアプリケーションを構築して、すべての関係者の要件や懸案事項に対処するという夢です。 その後の 10 年、多くの開発者が DDD のガイドラインに従うプロジェクトに取り組んできました。成功したプロジェクトもあれば、失敗したプロジェクトもあります。実は、ソフトウェア システムの機能面にも非機能面にも対処する包括的なプロジェクト モデルというものは、素晴らしい理想郷にすぎません。高度なユーザー エクスペリエンスが求められ、ビジネス モデ
書き込みと読み込みのどちらに力を入れているかは、ストレージエンジンによって異なります。たとえば昔ながらのリレーショナルデータベースは、外部キーなどの制約を使ってデータの整合性をうまく制御できるようになっています。一方でNoSQLデータベースは、スループットとスケーラビリティを確保するために、そういった組み込みのガードレールをはずしてしまいました。データ層においても、どちらか一方に特化した最適化をすることがあります。たとえば、あらかじめ計算済みの値を保持しておけば、「一日あたりのサイト訪問者数」などの読み込み操作を効率よく行えるでしょう。ストレージソリューションのメーカーはどこも、「うちのプロダクトならあらゆるニーズを満たせます」などと自社製品の機能を自慢します。しかし実は、昔ながらのCRUDモデルに沿ってストレージエンジンを選んでデータ層を設計した時点で、さまざまな関心事の間で何らかの妥協
タイトルに書かれていることで全てなのですが、DDDとCQRSの併用について強調している日本語の情報が少ないので、軽くまとめておきます。 CQRS+DDD CQRS(コマンドクエリ責務分離)とは、サーバの機能を「コマンド」(副作用あり)と「クエリ」(副作用なし)で完全に分けちゃおう、という考え方です。そもそも「コマンド」と「クエリ」ではあらゆる要件が異なります。 一貫性: 「コマンド」は整合性のある処理が必要、「クエリ」はあまり気にする必要なし ストレージ: 「コマンド」側は正規化してデータを保存したい、「クエリ」側は非正規な方が効率的 スケーラビリティ: 「コマンド」は全体の負荷の中で占める割合が少ない、「クエリ」は負荷が大きい なので分けちゃうわけですが、 コマンド側 複雑なビジネスロジックが絡むので、ドメイン駆動が活躍 クエリ側 複雑なビジネスロジックがないので、ドメイン層はスキップ
DDDとCQRSについて DDD (Domain Driven Design = ドメイン駆動設計)が世間に知られるようになってきましたが、今度はDDDをさらにスケーラビリティにするCQRS (Command Query Responsibility Segregation = コマンドクエリ責務分離)が出てきました。 DDD提唱者の英語本の和訳版「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」がAmazonにありますが、非常に分厚く高価です。概要をまとめた資料が「Domain Driven Design(ドメイン駆動設計) Quickly 日本語版 - InfoQ」から入手できます。 CQRSはデータベース設計とイベントソーシングも含めた壮大なWebアプリケーションのアーキテクチャですが、日本語の資料がまだ少ないです。CQRSを適用したアプリケーションを構築できるインフラがWindows Az
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