2016年秋アニメ『フリップフラッパーズ』が次週で終わる。 ・ポップなキャラクターたちが動き回るおもしろ感 ・サイケデリックな背景 ・半端ないエロティシズム ・虚構感を際立たせるパロディの数々 ・不思議の国に迷い込む高揚感・不安感・懐かしさ ・タイプの違う女の子ふたりが好き勝手に振る舞い、距離を詰め、突き放し、とまどう…… どれも好ましく、画面にかじり付いて見ていた。 でもなんだか、最近の展開が序盤に期待していたモノからどんどん乖離しつつあってどうにも悲しい。 何が悲しいのかと言うと、当初は理解困難・予測不可能だったストーリーが「結局エヴァやんけ!」の一言で片付けられそうなお話になりつつあるのが悲しい。 12話なんかは特に説明的なセリフも多くて、ありきたりな最終回に向かって話を収束させようとする作り手の存在を感じる。 なんというか、もっとオルタナティブな(?)感じのアニメとして本作を楽しん
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