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ブックマーク / number.bunshun.jp (275)

  • 「人と比較せず自分の中で少し頑張る」イチローが野球少年に送った人生訓。(笹田幸嗣)

    「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」での閉会式にて。参加した少年野球選手たちの中から、きっと“未来のイチロー”も生まれるはず。 イチロー自らが大会長を務める「イチロー杯争奪学童軟式野球」は、2016年末に21回目の大会を迎えた。 未来の野球界を背負う学童たちに、勝つことの喜び、負けることの悔しさ、また、野球というスポーツが持つ様々な要素を体験してもらい、そこから多くを学んで欲しい――。 大会長にはそんな強い思いがある。 だからこそ、閉会式には自らが毎年足を運び、学童の目線に立ちメッセージを贈る。メジャーの世界でも最高峰の立場に上り詰めた実体験から発せられる言葉の重みと説得力は、まごうことなき金言である。 イチローは人の2倍も3倍も努力したわけではない!? 2016年12月23日。 愛知県西春日井郡豊山町で行われた閉会式には、同大会からプロ野球選手となったDeNAの関根大気外野手(21歳)も駆

    「人と比較せず自分の中で少し頑張る」イチローが野球少年に送った人生訓。(笹田幸嗣)
    msdy
    msdy 2017/02/03
  • 「彼は日本のベッケンバウアーだよ」長谷部誠が戦術理解でリベロ開眼!(ミムラユウスケ)

    多くのポジション経験を持つ長谷部誠(GKも!)が、今度はリベロでも適性を発揮している。その戦術理解力は底が知れない。 「過去2シーズンでリーグ戦68試合中64試合に先発したハセベは、残念ながらサブになった。この32歳の選手がレギュラーポジションを失う状況がさしせまっていることを示す、明らかな合図だ」 そう『キッカー』誌が辛らつに伝えたのは、今シーズン開幕直前のことだった。シーズン最初の公式戦となったドイツ杯1回戦で、長谷部誠がスタメンから外れたからだ。 そんな報道を受けて、どう感じていたのか。開幕の少しあと、長谷部はこう答えている。 「新しい選手も入ってきたし、チームで競争があるのは当たり前なので。それは今までもそうで。ヴォルフスブルクにいたときにも、最終的にはポジションを勝ち取ってきましたからね。初戦に出られなかったからといって、個人的には焦りはなかったです」 そして、こうも付け加えた。

    「彼は日本のベッケンバウアーだよ」長谷部誠が戦術理解でリベロ開眼!(ミムラユウスケ)
  • 21歳の野球選手が僧侶的な食生活。DeNA関根大気に漂う知性、向上心。(日比野恭三)

    東邦高校時代には通算33塁打を放つなど、打力にも高いポテンシャルを持つ関根。オープン戦で活躍すれば、ラミレス監督の評価もおのずと上がるはずだ。 1月7日、ベイスターズの2016年シーズンの舞台裏に密着した球団公式ドキュメンタリー『FOR REAL ―ベイスターズ、クライマックスへの真実。―』の完成披露特別上映が横浜市内で開催された。 作品の後半、クライマックスシリーズのファーストステージ第3戦で死球を受けた梶谷隆幸がベンチ裏へと下がってくるところをカメラは捉えている。ボールが当たった左手薬指の骨は折れていた。痛みゆえか、悔しさゆえか、手を震わせて背中を丸める梶谷を見た指揮官アレックス・ラミレスは、「タイキね」と一言。名を告げられた若者は「はい」と静かに応じると、すぐさまヘルメットをかぶり、ちょっと場違いなくらいの軽やかさでグラウンドへと駆け出していく――。 このワンシーンが、タイキこと、

    21歳の野球選手が僧侶的な食生活。DeNA関根大気に漂う知性、向上心。(日比野恭三)
  • 目標は10割、200本、1000打点。鈴木誠也が探す「違うもの」の正体。(前原淳)

    立ち止まると成長が止まるかのように、広島の鈴木誠也は年明けからマシン相手に打ち込んでいた。屋内練習場に響く打球音は、自分の前に立ちはだかる壁がひび割れていく音のようにも聞こえた。 昨年の今ごろはまだ、広島の期待株の1人に過ぎなかった。 わずか1年で取り巻く環境は大きく変わった。昨季はケガで出遅れながら、打率.335、29塁打、95打点、OPS1.015の好成績を残した。ゴールデン・グラブ賞とベストナインに選ばれ、最優秀選手賞は3位の得票数を得た。流行語大賞も受賞した「神ってる」という言葉と、侍ジャパン選出によって、その名は全国に広まった。 広島のレギュラー獲得から一気に一流選手への入り口前まで駆け上がった。目の前にある扉を開き、突き進んでいくためにも大事な1年が幕を開けた。 「今年の数字はもうなかったものとして……」 「今年は大事ですよ」と鈴木はうなずきつつ、「でも」と続ける。 「毎年、

    目標は10割、200本、1000打点。鈴木誠也が探す「違うもの」の正体。(前原淳)
  • キタサンブラックが年度代表馬に!ディープ以来の「客を呼べる馬」。(島田明宏)

    キタサンブラックは、名前の通り濃い目の鹿毛が印象的だ。今年はロンシャンで『まつり』を聞くことができるか。 サプライズではあったが、納得の結果。2016年度の年度代表馬の選考結果を知り、そう感じた人は多かったのではないか。 2016年度のJRA賞受賞馬選考委員会が1月10日にJRA部で行われ、歌手の北島三郎氏が所有し、武豊が主戦騎手をつとめるキタサンブラック(牡5歳、父ブラックタイド、栗東・清水久詞厩舎)が、最優秀4歳以上牡馬に選出されると同時に、年度代表馬の栄誉を獲得した。 キタサンブラックは、昨年、天皇賞・春とジャパンカップのGI2勝をマークしていたが、モーリスは、香港チャンピオンズマイルと天皇賞・秋、香港カップとGIを3勝していた。ほかにGIを複数回勝っているのは菊花賞と有馬記念を制したサトノダイヤモンドのみ。 単純に、勝ったGIの数が一番多いモーリスが2年連続年度代表馬になるだろう

    キタサンブラックが年度代表馬に!ディープ以来の「客を呼べる馬」。(島田明宏)
    msdy
    msdy 2017/01/13
  • いつもマリノスと共にあった……。中村俊輔、心の痛みと新たな旅立ち。(二宮寿朗)

    あのときの中村俊輔は、どこか寂しげだった。 12月29日、大阪・長居スタジアムで行われた天皇杯準決勝。鹿島アントラーズに敗れるとキャプテンは、ピッチに座りこんだ齋藤学を引き上げて背中をポンと叩いた。そしてチームメイトを引き連れてサポーター席へと向かい、一列に並んで頭を下げた。 「シュンスケー!」 その声に反応するように彼はサポーター席を眺めて拍手をしてから、クルリと背を向けた。もう一度手を挙げて声援に応じる。足元を見つめながら前へと進んでいく。その姿は、迷いを断ち切ろうとしているようにも感じられた。 彼にとってマリノス最後の試合になるかもしれない。その思いもあって、筆者はマリノス側の観客席から試合を見ることにした。ファン、サポーターにとってどれほどの存在なのかを、あらためて肌で知っておくために。 残留を望むサポーターたちの願いは、彼に対する思いは、痛いほど伝わってきた。背番号10の胸にも突

    いつもマリノスと共にあった……。中村俊輔、心の痛みと新たな旅立ち。(二宮寿朗)
  • CSでの6失点と三浦大輔の準備。DeNA今永昇太、2年目への糧に。(日比野恭三)

    完全アウェーの中で味わった屈辱。今永がベイスターズの主戦となるためには、必要な洗礼だったのかもしれない。 今永昇太にとっての2016年には、充実感と悔恨が入り混じる。 ドラフト1位指名の誉れとともにプロの門をくぐると、期待に違わぬ才能をきらめかせて開幕ローテーション入りをつかんだ。終わってみれば、先発22試合、135回1/3を投げて8勝9敗、防御率は2.93。そんな数字で表される自身の足跡を、こう評価する。 「プロ入りする前は不安しかなかった。1勝もできないんじゃないかというぐらい自分に対するハードルが低かっただけに、よく投げたなという思いはあります。でも数字を見ると、なんか中途半端だなという感じがしますし、マイナスの言葉しか出てこないですね」 ポジティブとネガティブ――混在する2つの評価は、そのままクライマックスシリーズでの投球内容に当てはまる。 巨人戦では7回1失点、しかし広島戦では初

    CSでの6失点と三浦大輔の準備。DeNA今永昇太、2年目への糧に。(日比野恭三)
  • ベイスターズの2016年は最高だった。始まりは「またか」、最後は涙。(村瀬秀信)

    CSで巨人を下した直後のラミレス監督とベイスターズナイン。ファンが勝利を信じられるようになったのも、彼らの真剣さがあればこそだ。 「3年でCS出場、5年で優勝」 それは2011年のオフ、DeNAがベイスターズの親会社になった時に掲げた目標であった。 華々しい船出と共にはじまったDeNAベイスターズ。その現実は、若い選手が徐々に台頭を遂げ、横浜スタジアムに足を運ぶ人たちの数も年を追うごとに増して行った。しかしこと順位に関しては、2年が経って、ようやく最下位を抜けての5位。4年目だった去年は最下位に逆戻りという有言不実行ぶりである。 それは、「大チャンス」といいながらソロホームランばかりで、「なせば成る」と達観してもどうにもならず、「自責点を100個減らせばうんたら」とアナライジングしても逆に75点増えてしまった、あの日の虚しい絵空事をなぞるような、うすら寒い予感を漂わせていた。 球団はこの「

    ベイスターズの2016年は最高だった。始まりは「またか」、最後は涙。(村瀬秀信)
  • ラミレス監督が明かす激戦の裏側。DeNA初のCS、濃密な7試合の先に。(日比野恭三)

    最後の最後まで白熱した戦いを見せた巨人とのCSファーストステージ。続く広島戦も含めてラミレス監督とチームが得た経験は財産となる。 横浜DeNAベイスターズのラミレス監督が、2016年シーズンを振り返り、「ここまで話していいの?」というところまでじっくり語り尽くすNumberWeb独占の連続インタビュー。全4回シリーズの最終回は、われらがハマの番長・三浦大輔投手の引退試合のことから、チームにとって初めてのクライマックスシリーズの裏側を教えてくれました。負傷した梶谷隆幸選手の献身、今永昇太投手の戦う姿勢、そして、CSジャイアンツ戦の勝敗を決したあるコーチの“英断”とは? ――シーズン最終戦は三浦大輔投手の引退試合となりました。勝てば5割、2位の可能性も残っていたなかで、三浦投手をどこまで投げさせるかは難しい判断だったのではないでしょうか。 「一人の選手をどう起用すべきか、今シーズンのなかでいち

    ラミレス監督が明かす激戦の裏側。DeNA初のCS、濃密な7試合の先に。(日比野恭三)
  • 日本代表の未来のサイドバック!?桐光学園の主将タビナスに注目せよ。 - その他スポーツ - Number Web - ナンバー

    高校選手権連覇を目指す東福岡、高円宮杯U-18CSを制した青森山田、高校総体優勝の市立船橋らと共に、選手権優勝を競う桐光学園のタビナス。 次世代の日本代表チームのサイドバック候補として注目を集める男が、高校最後の選手権に挑もうとしている。 神奈川県代表・桐光学園の3年生サイドバックであるタビナス・ジェファーソンは、Jリーグ6クラブ(川崎フロンターレ、FC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪、清水エスパルス、ジュビロ磐田)による激しい争奪戦の末、川崎入りが内定している。 ガーナ人の父とフィリピン人の母を持ち、抜群の身体能力とスケール感を持っており、桐光学園の3年間で“規格外のサイドバック”と呼ばれるまでの存在に育ったタビナス。 「彼を最初に見た時、そのポテンシャルの高さに当に衝撃を受けた。すぐにウチに欲しいと思ったし、同時に彼をしっかりと指導出来るかなと……とまで、心配を抱えることとなった。それ

    日本代表の未来のサイドバック!?桐光学園の主将タビナスに注目せよ。 - その他スポーツ - Number Web - ナンバー
  • キタサンが屈したサトノの組織力。凱旋門賞ではチーム日本で勝利を。(島田明宏)

    直線を向いてからは、上位3頭の力勝負に。最後はサトノダイヤモンドが外から差しきって1年を締めくくった。 一年を締めくくるグランプリにふさわしいスターホースが揃った第61回有馬記念(12月25日、中山芝2500m、3歳以上GI)を制したのは、1番人気に支持されたクリストフ・ルメールのサトノダイヤモンド(牡3歳、父ディープインパクト、栗東・池江泰寿厩舎)だった。 逃げ宣言をしていたマルターズアポジーがハナを切り、武豊のキタサンブラックは5馬身ほど離れた2番手を進んだ。 サトノダイヤモンドは、そこから5、6馬身遅れた中団の外目につけた。 「外枠だったので、先行馬をある程度行かせたポジションをイメージしていたのですが、思っていたよりちょっと後ろでしたね」と池江調教師。 1000m通過は1分1秒0。速くも遅くもない平均ペースだ。 武豊が口にした「あのワンプレーだけが」。 2コーナーを回りながらサトノ

    キタサンが屈したサトノの組織力。凱旋門賞ではチーム日本で勝利を。(島田明宏)
    msdy
    msdy 2016/12/26
  • 筒香の覚醒、山崎とロペスの不振。ラミレス監督は主軸にどう対したか。(日比野恭三)

    横浜DeNAベイスターズのラミレス監督が、2016年を振り返り、「ここまで話していいの?」というところまでじっくりとシーズンを語り尽くすNumberWeb独占の連続インタビュー。第3回は、5割をめぐる攻防が続いた7、8月の戦いと、ハマの大砲・筒香嘉智選手の覚醒、また、ファンの間でも賛否が分かれた「調子の波の激しい選手の起用」について、その理由を明かしてくれました。なぜ監督は、30打席ノーヒットのロペスを先発で使い続けたのか。そこには、彼のある強固な信念が大きく影響していた……。 ――前半戦のMVP、野手では筒香嘉智選手の名前を挙げられましたが、後半戦に入ってすぐ、3試合連続マルチ塁打(7/19、7/20スワローズ戦、7/22ジャイアンツ戦でそれぞれ2塁打)という史上初の記録を打ち立てました。あらためて、筒香選手をどう評価していますか。 「これは筒香以外の選手に対しても常に言っていること

    筒香の覚醒、山崎とロペスの不振。ラミレス監督は主軸にどう対したか。(日比野恭三)
  • ラミレス監督、Number独占告白。外国人選手との交流は難しい!?(日比野恭三)

    同じベネズエラ出身のロペスとラミレス監督。成績に波があったものの、ロペスとは9月時点で来季からの2年契約を結ぶほどの信頼関係にある。 横浜DeNAベイスターズのラミレス監督が、2016年を振り返り、「ここまで話していいの?」というところまでじっくりとシーズンを語り尽くすNumberWeb独占の連続インタビュー。第2回は、4月のスタートダッシュ失敗から一転、好調に勝ちを重ねた5月から、これまでずっと鬼門だった6月の交流戦と前半戦終了までを振り返ります。 ルーキー・戸柱恭孝捕手をレギュラーとして使った理由、そして交流戦でその強さを見せつけられた意外なチームとは……。 ――5月4日のスワローズ戦から梶谷隆幸選手が復帰し、翌5日の試合ではホームスチール成功もあって連勝を飾りました。このあたりから一気に流れが変わりましたね。 「梶谷がチームの雰囲気を完全に変えてくれた。あのホームスチールがアウトだっ

    ラミレス監督、Number独占告白。外国人選手との交流は難しい!?(日比野恭三)
  • 「試合に出ないのは本当に疲れる」来季も4番手のイチロー、本音は。(笹田幸嗣)

    2015年は打率.229と低迷したが、2016年は打率.291と一気に向上したイチロー。契約更改では、再来年のオプションの話まで出たとも言われている。 メジャー関係者が一堂に会し、日球界からも複数の関係者が集まるウインターミーティングは、今年もメリーランド州ナショナルハーバーで12月5日から8日にかけて行われた。 開催を前に日ハムが、大谷翔平の2018年度シーズン以降のポスティング・システムでのメジャー移籍を容認したこともあり、この冬の市場動向とは関係ない立場でありながら、大谷がメジャー関係者の話題を独占していた。 中でも来春のWBCで米国の指揮を執るジム・リーランド監督が「米国にもうひとりのベーブ・ルースが生まれるかもしれない」と、二刀流への高い期待を示せば、ヤンキースを4度の世界一に導き、今回は米国チームの編成を任されているジョー・トーリGMは「日米どちらでプレーしようと健康を維持

    「試合に出ないのは本当に疲れる」来季も4番手のイチロー、本音は。(笹田幸嗣)
  • 危ない瞬間が全くなかったモーリス。花道を香港カップで飾り、堂々引退。(島田明宏)

    慌ただしくも、楽しい一日だった。日にいながらにして国内外5つのGIレースを買うことができた12月11日、香港では日馬が2勝し、国内の2歳女王決定戦では「怪物」の娘が圧巻のレースを見せた。 5つのGIのメインレースと言うべき香港カップ(シャティン芝2000m、3歳以上GI)を制したのは、ライアン・ムーアが騎乗した1番人気のモーリス(牡5歳、父スクリーンヒーロー、美浦・堀宣行厩舎)だった。 香港のシークレットウェポンが2着、日のステファノスとラブリーデイが3、4着となった。 絶好の1番枠を引いた武豊のエイシンヒカリが大方の予想どおりハナを切った。1コーナーを回ったところでは、ある程度溜めながら逃げられそうに思われたが、2コーナーで香港のヘレンスーパースターが掛かり気味に上がってきたため、外からかぶせられないよう向正面でペースアップせざるを得なくなった。 最初の2ハロンは26秒79とゆっく

    危ない瞬間が全くなかったモーリス。花道を香港カップで飾り、堂々引退。(島田明宏)
    msdy
    msdy 2016/12/12
  • 初の王者戴冠5日後にF1引退発表!ロズベルグが衝撃の決断に至った経緯。(尾張正博)

    近年は時に緊張関係が走ることもあったライバル、ハミルトン(右)についに勝利し、引退を決意したロズベルグ(左)。 2016年12月2日、1のツイートが世界中を駆け巡った。 「I have a message for you」と題されたツイートの送信者は、5日前に初のF1チャンピオンになったばかりのニコ・ロズベルグ。その内容は、今シーズン限りでレースから引退するという衝撃的なものだった。 「25年間レースを続けてきて、F1のチャンピオンになることは、僕の『たったひとつの』夢だった。懸命な努力と、苦痛と、犠牲を払ってきた。その目標をいま、僕はやり遂げた。山を登り、頂上に立った者にしか、この気持ちは味わえない。そして、いまの僕が抱く最も強い思いは、僕の夢を実現させるために支えてきてくれた皆への、深い感謝だ」 「チャンピオンになったらレース生活を終えよう」 31歳のロズベルグが引退を意識し始めたの

    初の王者戴冠5日後にF1引退発表!ロズベルグが衝撃の決断に至った経緯。(尾張正博)
    msdy
    msdy 2016/12/08
  • ラミレス監督、Number独占告白!監督としての最初のミスと感動と。(日比野恭三)

    2012年に誕生した横浜DeNAベイスターズ。過去4シーズンは下位に低迷し、「クライマックスシリーズ(CS)に進出していない唯一の球団」という、不名誉な状態が続いていたが、今季はレギュラーシーズン3位で初のCS進出。ファーストステージではジャイアンツをくだし、ファイナルステージではカープには負けたものの、実り多きシーズンとなった。 Number Webでは、今季からチームを指揮するラミレス監督に、2016年シーズンを振り返っていただいてのロングインタビューを敢行。 全4回シリーズの第1回は、昨年の監督就任からキャンプを経て、シーズン序盤の苦戦と苦悩についてじっくり語っていただいた。 ――監督1年目、振り返ればいろんなことがありましたね。 「たしかにたくさんのことが起こった。いつも話している通り、どう始まるかではなく、どう終わるかが大事なこと。アップダウンはあったが、いいシーズンを送れたので

    ラミレス監督、Number独占告白!監督としての最初のミスと感動と。(日比野恭三)
  • 育成選手が「スーパースター」候補?DeNA網谷圭将という、底知れぬ魅力。(日比野恭三)

    アレックス・ラミレス監督が賛辞を惜しまない選手がいる。「スーパースターになるポテンシャルを持っている」とまで公言しているのだから、賛辞どころか、絶賛といっても差し支えないだろう。 しかも、その対象が背番号100の育成選手といわれればなおさら興味がわく。 指揮官の期待を一身に受けるのは、網谷圭将(あみや・けいしょう)。この10月に19歳になったばかりの若者である。 奄美の秋季キャンプで声をかけると、頬のニキビさえも爽やかな網谷は言った。 「(名前を挙げてもらえることは)ありがたいですね。でも、結果を出さないといけない世界なので。その評判に見合うような選手になれるようにがんばるだけだと思ってます」 3年春の県大会で140m特大弾を放つほどの長打力。 千葉英和高から、昨年のドラフトで育成1巡目指名を受けて、ベイスターズに入団した。高く評価されているのは、その打撃である。 3年春の県大会で放った推

    育成選手が「スーパースター」候補?DeNA網谷圭将という、底知れぬ魅力。(日比野恭三)
  • イチロー「バカな盗塁はしない」。成功率81.4%、508盗塁に貫く信条。(笹田幸嗣)

    イチローはNPB時代に通算199盗塁を記録しており、2016年終了時点の日米通算盗塁数は707となる。これもまた球史に残る数字である。 米国の安打製造機ピート・ローズを抜き去る世界歴代最多の4257安打を放ったのは、6月15日、太平洋からの海風が爽やかなカリフォルニア州サンディエゴでのことだった。それから53日。メジャー史上30人目の3000安打は8月7日、標高1600メートルの日差しが眩しいコロラド州デンバーで達成された。 イチローの2つの偉業達成が大きな感動を呼び、2016年はまさにメモリアルイヤーとなったが、もうひとつあった大きな記録は彼の野球観を表す出来事だったと思っている。4月29日、ミルウオーキーで行われたブリュワーズ戦。イチローはメジャー史上38人目の500盗塁を達成したのだった。 「2900安打+500盗塁」の言葉に、イチローは笑った。 1番右翼で出場した初回。右前打で出塁

    イチロー「バカな盗塁はしない」。成功率81.4%、508盗塁に貫く信条。(笹田幸嗣)
  • 「45歳、49歳になっても向上する」葛西紀明が目指す“9回連続”五輪。(松原孝臣)

    ウインタースポーツが、格的な開幕の時期を迎えた。スキー・ジャンプも11月24日、フィンランドのルカでワールドカップ開幕戦の予選がスタート。来春までの長いシーズンが始まった。 日男子の中で、今季も注目を集めるのが葛西紀明だ。10代の頃から日本代表で活躍し、史上最多の7度目の出場となった2014年ソチ五輪のラージヒルで、41歳にして銀メダルを獲得。その後も日本代表として活躍を続けている。 2014-2015年シーズンは、自身の持つワールドカップ最年長優勝記録を塗り替えるなど計6度表彰台に上がり、総合順位では6位。昨シーズン自身の持つワールドカップ最年長表彰台記録を更新。また表彰台に計5回にわたって上り、総合順位でも8位に入った。 これは2シーズンともに、日勢最高の成績である。また、今年3月17日、スロベニアのプラニツァで行なわれた大会でワールドカップ通算出場試合数を500とし、ジャンプ

    「45歳、49歳になっても向上する」葛西紀明が目指す“9回連続”五輪。(松原孝臣)
    msdy
    msdy 2016/11/30