生産台数9000万台超! ホンダのスーパーカブがスゴい:仕事をしたら“世界で”売れた(1/7 ページ) 早朝、ベッドの中にいて、こんな音を聞いたことがある人も多いはず。低いエンジンが響き、時折交る変速ペダルの音……。新聞配達の人が乗るスーパーカブの音は、“日本の朝の音”と言ってもいいだろう。 街中で走っているオジサンのバイクでしょう? と思われるかもしれないが、そんじょそこらのバイクとはわけが違う。スーパーカブは1958年に誕生して、2014年3月時点で生産累計台数は8700万台を超えている。世界で最も売れているバイクは、なぜ多くの人に支持されているのだろうか。本題に入る前に、スーパーカブの歴史を簡単に振り返ってみよう。 第二次世界大戦が終わった昭和20年代の初めのころ、日本では海外モデルを参考にしてバイクやスクーターを中心に製造が始まっていた。でも、価格が高い。一般の人には手が届かないモ
![生産台数9000万台超! ホンダのスーパーカブがスゴい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f1e6ea31cc159c824fab80592d4e577b4e104d41/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmakoto%2Farticles%2F1410%2F29%2Fl_yd_honda1.jpg)