中国安徽(Anhui)省合肥(Hefei)で全国大学統一入試「高考(gaokao)」を受験する高校生(2008年6月7日撮影)。(c)AFP 【7月3日 AFP】中国社会において極めて重要な試験、全国大学統一入試「高考(gaokao)」で同級生たちよりも少しでも高得点を得ようと、同国中部・湖南(Hunan)省の学生たちは、カンフーマスターの認定証獲得に高額の受講料を支払っているという。中国国営英字紙・環球時報(Global Times)が伝えた。 環球時報によると、湖南省の「高考」成績トップ集団の中には、試験の結果にさらに得点を上乗せするため、カンフー講座に2万元(約26万円)支払った生徒たちもいる。 ある学生は、「高校1年生のとき、校長先生からカンフー講座を受ければ高考で20点加点される。受講するつもりはないかと尋ねられました」と語った。「加点してもらえない場合は、受講料は返金されるとの