「はじまり、美の饗宴 すばらしき大原美術館コレクション」展の様子。この展示室には梅原龍三郎や小出楢重などの日本の近代洋画が展示されている=19日、東京都港区の国立新美術館で 「はじまり、美の饗宴 すばらしき大原美術館コレクション」が20日から東京都港区の国立新美術館で始まった。日本が誇る一大美術コレクションを有することで国内はもとより海外からも高く評価される大原美術館。同展では、古代から現代に至るまでの各部門から選りすぐりの作品約150点が展示され、これまで多くの美術愛好家の心を捉え続けてきた大原美術館の膨大なコレクションの全貌を見ることができる。 白壁の土蔵造りの古い家並みが保存されている美しい街・岡山県倉敷市に建つ大原美術館は、キリスト教プロテスタント派の博愛主義的な思想を持ち、社会貢献や福祉の分野にも多大な足跡を残した大実業家・大原孫三郎(1880~1943)によって、西洋美術を日本
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