もうこの話題から離れようと思ったのだけど、まだいろいろと溢れる思いがある。まとめてブログにした方がいいかも。 とりあえず、もうちょっとだけ。 書きたいことはいろいろあるけど、大きいのは、当時10代だった私も、最早おっさんだよなあという感慨かな。当時の私からは想像もできんだろうな。 そう思いを巡らしてくると、西田幾多郎の有名な話を思い出す: 回顧すれば、私の生涯は極めて簡単なものであった。その前半は黒板を前にして坐した、その後半は黒板を後にして立った。黒板に向って一回転をなしたといえば、それで私の伝記は尽きるのである。 「或教授の退職の辞」(西田幾多郎)また、我田引水だけど、自分のブログ記事を思い出す: 大人のことを鬱陶しいと思ってた子供も、いつかは大人になる。そうして、かつて子供だった大人が、今度は新しい子供から鬱陶しいと思われる存在になっていく。 人の歴史では、こうしたことが気の遠くなる