インドのニューデリー(New Delhi)で廃棄されたパソコンから部品をとる男性(2002年1月1日撮影、資料写真)。(c)AFP 【2月24日 AFP】国連環境計画(United Nations Environment Programme、UNEP)は22日、速やかに対策をとらなければ、廃棄された大量の電気製品が途上国の公衆衛生と環境に深刻な悪影響を与えるとの報告書を公表した。 報告書は、中国、インド、アフリカと南米の各国で今後10年間に家電製品の販売は急激に増えるとした上で、廃棄されるパソコンの量は南アフリカと中国で2020年までに2007年の2~4倍、インドで5倍になると予測している。廃棄される携帯電話は、同じ期間に中国で7倍、インドで18倍に増える見通しだという。 報告書によると世界の廃棄家電の量は1年に4000万トンずつ増えている。中国はすでに米国の年間300万トンに次いで世界で
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