【佐藤圭司】将棋の現役プロ棋士5人と五つのコンピューターソフトが対戦する団体戦「第2回電王戦」の第3局が6日、東京・将棋会館で指された。愛知県豊田市の一丸貴則さん(28)が開発したソフト「ツツカナ」が、船江恒平五段(25)に勝ち、ソフト側の2勝1敗とした。 先月の第1局は阿部光瑠(こうる)四段(18)がソフト「習甦(しゅうそ)」に勝ったが、第2局で佐藤慎一四段(30)がソフト「ポナンザ」に敗北。現役プロがコンピューターに公式の場で初めて黒星を喫していた。 第2回電王戦は残り2局。プロ側は、13日に元王座の塚田泰明九段(48)、20日にはA級棋士の三浦弘行八段(39)が登場する。 関連記事将棋プロ棋士、コンピューターに初黒星 電王戦第2局(3/30)プロ棋士、コンピューターに勝つ 将棋電王戦第1局(3/23)プロ棋士5人、コンピューターと対決 将棋電王戦が開幕(3/23)A級棋士、将棋プ