エルサレム旧市街(Old City)の発掘現場で記者団に解説する考古学者(右、2010年2月22日撮影)。(c)AFP/MENAHEM KAHANA 【2月24日 AFP】イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)は22日、東エルサレム(East Jerusalem)で最近行った発掘で古代のエルサレムを囲んでいた壁の一部を発見したと発表した。紀元前10世紀にソロモン王(King Solomon)が作ったものとみられるという。 見つかった壁は高さが約6メートル、長さは70メートル。聖書によるとソロモン王はエルサレムで最初の神殿を建てたとされている。今回の発見は、聖書の記述を裏付ける可能性があるという。 壁と同時に作られた、王の区画を警備する守衛の詰所やキドロンの谷(Kidron Valley)を見下ろす見張り塔、陶片や高さ1.15メー