このコラムについて グレーゾーン金利廃止、保険金の不払いを巡る立証責任の厳格化、解約金不払いの約款の無効と、ここ数年、最高裁判所は消費者保護に立脚した判決を続々と下している。これらの判決が生まれた背景は何か。そこに関与した人々のインタビューを中心に、新たな潮流を描く。 記事一覧 記事一覧 2008年9月4日 最高裁が「欠陥住宅」業者に厳しい判決出す理由 これまで欠陥住宅を巡る係争では、買い主が泣き寝入りを強いられるのが半ば常識だった。しかし、その常識を覆し、不動産業界や法曹界に衝撃を与える判決が昨年7月、最高裁から下された。 2008年6月5日 旧NOVA商法を否定した最高裁 訴訟が示唆する消費者庁の必要条件 「いっぱい聞けて、いっぱいしゃべれる」と派手な宣伝文句で急拡大していた英会話学校の旧NOVAが経営破綻に追い込まれたのは、2007年10月のことだった。そのきっかけは2007年4月の