オーストラリアでカンガルーの肉が人気を集めている。低脂肪でヘルシーというのが売り。温室効果ガスのメタンをげっぷで排出する牛などに比べてメタン排出が少なく地球温暖化防止につながるとの研究結果もあり、消費の追い風になっているようだ。 政府機関によると、2007年の食用カンガルー肉の生産量は1万7400トン。04年に比べて約70%増加した。多くは輸出に回されるが、国内向けも増加傾向にある。 シドニー市内の大手スーパーには、牛肉などと一緒にカンガルー肉が並ぶ。パッケージには、脂肪分が少なく高タンパクで鉄分が豊富との表示。値段は豚肉よりも高いが、牛肉よりも少し安い。他の獣肉よりも色は黒っぽいが、くせのない食感だ。(共同)
鈴木孝則(すずき・たかのり)は、そこでシャワーを浴びてくれという。 事前に聞いたときは、たとえば研究所や工場の無菌室に入る際に浴びるエアシャワーの類を想像していたが、そこでは言葉どおりシャワーを浴びなければならなかった。できれば洗髪もしてほしいという。言われたとおり、私は頭から全身を洗った。 シャワーを浴び終えると、脱衣室とは反対側の更衣室に進むよう促される。そこにはバスタオルと一緒に、おろしたての下着から靴下、Tシャツ、それに作業用のツナギが一揃え用意されていた。これを着ろという意味らしい。 オフィスに入るには、それだけの“儀式”が必要だった。 何故なら、そこは養豚場で、外部からの雑菌を持ち込むわけにはいかないからである。私ばかりでなく、鈴木ら農場で働くスタッフもみな、出勤するとオフィスに入る前にまずシャワーを浴びる。早い話が、洗髪洗体は彼らにとってタイムカードを押すような感覚なのだろう
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