【9月11日 AFP】歯磨きには、歯の健康を保つため以外に、さらに効用があることが明らかとなった。歯磨きによって、心臓疾患が予防できるというのだ。 今週、アイルランドのダブリン(Dublin)で開かれた一般微生物学会の会合で、口内の衛生状態が悪いと、心臓発作や脳梗塞(こうそく)のリスクが高まるとの研究結果が発表された。 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、心臓疾患は世界的に死亡原因の第1位となっている。毎年1700万人以上の命を奪っており、その数は上昇しているという。 心臓疾患の3大原因は、喫煙、肥満、高コレステロールとされているが、新しい研究結果によって口内の衛生状態の悪さもこれに加わることが判明した。 ■心疾患の引き金となる口内細菌の存在 人間の口の中には約700種の最近が存在しており、歯磨きを怠るとそれらの細菌が繁殖しやすくなる。細菌の
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