民主党と維新の党は5日、「統一会派政策調整会議」を開き、政策の一本化作業を本格化させた。夏の参院選をにらみ、「バラマキ」批判を軸に安倍政権への対決姿勢を強める構えだ。ただ、国家公務員給与の引き上げなどでスタンスの違いがあるほか、維新の参院執行部の独自の動きが表面化するなど、足並みが乱れる懸念もある。【松本晃】 「相手の立場を受け入れることも必要だ」。民主の細野豪志政調会長は調整会議で、参院選に向けて政策を調整する意義を強調。維新の小野次郎政調会長も「両方の良いところを取り込む形での一致が大事だ」と応じた。 この記事は有料記事です。 残り487文字(全文743文字)