婚姻届けや転入届け、出生届など、あらゆる行政手続きで使われる「ハンコ」ですが、今その廃止に向けた動きが加速しています。9日も上川法務大臣が婚姻届けや離婚届の押印を廃止する方向で検討していることを明らかにしました。国が進める「脱ハンコ」の動きに、石川県内のはんこ店からは「説明が足りない」と戸惑いの声が上がっています。 「ただ押しましたというだけのハンコについては、もういらないことにしようと」(河野行革担当大臣) 河野行革担当大臣の鶴の一声から加速を続ける「脱ハンコ」の動き。菅総理は7日、行政手続きでのハンコの使用を原則廃止するよう指示し、その流れは民間にも広がろうとしています。 「ハンコ文化自体が無くなるのか?県内の関係者からも戸惑いの声が上がっています」(記者) 金沢市高岡町の老舗ハンコ店「ツルミ印舗」。5代目店主の鶴見昌平さんは、国の突然の方針発表に驚くと同時に「説明不足と感じた」といい
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