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2021年6月13日のブックマーク (2件)

  • 期待の新薬?アデュカヌマブが抱える現実的問題 12 選

    2021 年 6 月 7 日,FDAによってアデュカヌマブという新しい「アミロイドβプラーク減少薬、、、、、、、、、、、、、」が承認(※条件付きの迅速承認)されました。 誤解を招く報道が非常に多いように感じますが,この新薬が「アルツハイマー病の治療薬」であることはまだ証明されていません。まして「根治療薬」などではありません。 そもそも当初の治験デザインではプラセボ(偽薬)との差がつく見込みが立たなかったため,途中終了・撤退されているようなお薬です。また,その治験期間中,アデュカヌマブ群であった人たちも,認知症は悪化・進行しています(後述)。 にもかかわらず「アルツハイマー征服」だの「認知機能を悪化させなかった」だのと明らかに誤りの情報で誇大広告気味の報道をされていることが非常に気になっています。 アデュカヌマブ aducanumab に関する事実を端的にまとめると,以下になります。 アデ

    期待の新薬?アデュカヌマブが抱える現実的問題 12 選
  • 源博雅と鬼の笛の話|太田記念美術館

    月岡芳年の晩年の代表作、「月百姿」。その1図である「朱雀門の月 博雅三位」では、満月が輝く夜、2人の男性が向かい合って笛を吹く様子が描かれています。 こちらに背中を向けている男性は、平安時代に管絃の名手として知られた源博雅(918~980)。朱雀門の鬼と言葉を交わすことなく笛を吹き合い、互いの笛を交換したという逸話を題材にしています。 このエピソードは、夢枕獏氏の小説『陰陽師』飛天ノ巻「源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと」でも取り上げられていますが、その小説漫画化した岡野玲子氏の『陰陽師』6巻「源博雅 朱雀門の前に遊びて鬼の笛を得ること」でご記憶されている方も多いかと思います。 今回は、芳年の「月百姿」で描かれた、源博雅と朱雀門の鬼の話についてご紹介しましょう。 この逸話が記されているのは、鎌倉時代中期の説話集である『十訓抄』に収められた「博雅の三位と鬼の笛」です。 博雅の三位(はくが

    源博雅と鬼の笛の話|太田記念美術館
    mshkh
    mshkh 2021/06/13
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