業務提携の共同記者会見で、質問に答えるローソンの新浪剛史社長。左はマツモトキヨシホールディングスの松本南海雄会長=24日午後、東京都内のホテル コンビニエンスストア2位のローソンとドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスは24日、コンビニとドラッグストアを融合させた新業態の店舗を平成22年から共同展開すると発表した。平成21年度中にも店舗運営のための共同出資会社を設立するほか、割安なプライベートブランド(PB)医薬品なども共同で開発する。ローソンの新浪(にいなみ)剛史社長は「5年後には1千店規模にしたい」と強い意気込みをみせた。景気低迷を背景に業態の垣根を越えた小売り分野の連携は今後一段と加速しそうだ。 改正薬事法が6月に施行されたのに伴い、一般医薬品(大衆薬)をスーパーやコンビニなどで販売する規制が緩和された。これを契機に医薬品販売を新たな収益源にしたいローソンと、医薬品以外