これまで6回にわたり、さまざまな意見をいただきましたが、ソニーは2008年度から3年間の中期経営計画の中で、具体的な施策の1つとして「液晶テレビやゲームなど主要製品の約9割にネットワーク機能を内蔵する」ということもうたっています。Life-Xは、これを具現する際の中核サービスとしての意気込みも感じられます。これらを踏まえたうえで、Life-Xの課題はどういったことがあるでしょうか。また、あなたはソニーに何を望みますか。
クラウドコンピューティングを採用する理由は山ほどあると、Forrester Researchのアナリスト、ジェームズ・スタテン氏は言う。IT部門は経営側の需要に追い付けない。Webサービスのトップ企業は効率性の高いデータセンターを拡充しており、そこでは顧客が投げてくるものはほとんど何でも処理できる。顧客は使った分の料金を払えばいい。長期契約は必要ない。スタテン氏によると、ほとんどのクラウドベンダーは契約も解約も顧客の自由にさせている。顧客はただログインすればいいのだ。 だからといって、クラウドコンピューティングのエンタープライズ対応が整っているとも言い難い。スタテン氏のチームの解説により、クラウドコンピューティングが企業にとって身近になっている理由となっていない理由を全部で12項目挙げる。 ちなみにForrester Researchの定義するクラウドコンピューティングとは、「エンドユーザ
Webアプリケーションの人気の高まりを懸念して、ClipperzプロジェクトのMarco Barulliは、この趨勢にFOSS(free and open source software)はどう応えるべきかという点について初めての詳細な提案の1つを書いた。BarulliもClipperzも一般にあまり知られていないが、Free Software FoundationのRichard M. Stallmanや、FunambolのCEOを務めるFabrizio Capobianco(WebアプリケーションにおけるFOSSの意義を以前から主張している一人)のような有名どころが彼の考え方に耳を傾けつつある。 Webアプリケーション(サービスとしてのソフトウェアとかクラウドコンピューティングとも呼ばれる)とは、ユーザーがWebブラウザを用いてアクセスし、その本体はプロバイダのサーバーに置かれるソフト
あなたは、ある特定の話題について専門的な知識を有しているだろうか?それならば、Googleに良い計画がある。 Googleの公式ブログによれば、GoogleのWikipedia対抗サービスとなる「Knol」が、米国時間7月23日午前に一般公開された。 Knolは、特定のトピックについて、その話題の専門家が記した記事の集合体である。 Googleは、The New Yorker誌と提携し、どの著者も漫画を、同誌から自分のKnol記事に追加可能にした。Knolの著者は、自分の記事に広告を掲載することも可能で、Googleから売り上げの一部を受け取ることもできる。 KnolがWikipediaと異なっているのは、どの記事にも著名な執筆者または一群の執筆陣が存在している点である。 KnolのプロダクトマネージャーであるCedric Dupont氏は、CNET Newsとのインタビューにおいて「著作
Web Services Daily Topics 2008年7月18日ソーシャルアプリ開発プラットフォームZembly登場、GmailとGoogle Calendarにオフライン化の取組、JUNOS 10周年、Opera Mobile 9.5 beta登場他 web-services Zembly ソーシャルアプリケーションの開発におけるコラボレーションを実現するサイトZemblyが登場しました。 ZemblyはFacebook、OpenSocial、Meebo、iPhone、iGoogle Gadgetなどのソーシャルアプリケーション開発支援とその開発に関係したソーシャルコミュニケーションを実現します。日本で最大規模のソーシャルネットワークであるmixiはユーザ主導によるソーシャルアプリケーションを提供していませんが、米国におけるFacebookやMySpaceはソーシャルアプリケーシ
ヤフー株式会社が、「Yahoo!ショッピング」で提供されている商品情報を検索・取得できるAPI「Yahoo!ショッピングWebサービス」を公開しました。本・雑誌・コミック、またその下位カテゴリーで限定してのキーワード検索、ISBNによる検索などが可能です。また、カテゴリ別の売り上げランキングも取得できるようになっています。 Yahoo!デベロッパーネットワーク – Yahoo!ショッピング http://developer.yahoo.co.jp/shopping/ 2008/07/22付け@ITの記事 http://www.atmarkit.co.jp/news/200807/22/yshoppoing.html なお公開されているYahoo! JapanのAPIは、検索、ニュース、オークション、知恵袋など、合計14種類になったとのことです。 Yahoo!デベロッパーネットワーク htt
SaaSは無視できない動向 「SaaS」(Software as a Service:「サース」あるいは「サーズ」と発音されます)が注目を集めています。SaaSとは、ソフトウェアをユーザー側に導入するのではなく、ベンダ(プロバイダ)側で稼働し、ソフトウェアの機能をユーザーがネットワーク経由で活用する形態を指します。米セールスフォース・ドットコムなどのSaaS専業ベンダが急成長しており、さらに、SAPやオラクルなどの従来型のソフトウェア・ベンダもSaaS型のビジネスに乗り出しています。ほとんどの企業にとってSaaSは無視できない動向といえるでしょう。 それでは、SaaSの概念、メリット、デメリット、将来について見ていくことにしましょう。
次第にオンラインのワープロやメモ帳が“使える”ようになってきた。今回は、Googleドキュメントにフォーカスを当てて7つのTipsを見ていこう。 オフラインの(つまりPCにインストールするアプリケーション)を使って文章やメモを書くのもいいが、そろそろオンラインの(つまりWebブラウザ上で動くアプリケーション)ツールを使ってみるのも悪くない。 その候補の1つが「Googleドキュメント」だ。そのほかにもいち早くオフラインに対応した「Zoho」や、同じGoogle製でもWebブラウジング中のメモに適した「Googleノートブック」などもあるが、今回は文章に注力しているGoogleドキュメントにフォーカスを当て、使いこなすための7つのTipsを紹介したい。 1──いきなり新規ドキュメントを開く さっとメモを取りたければ、さっと新規ページを開けることが重要。Googleドキュメントのトップページか
英紙Guardianウェブ版に「ウェブ3.0をまとめるとすれば、レコメンデーションと個人化(パーソナライゼーション)である」とする記事が掲載された。ウェブ3.0の定義についてはReadWriteWebでも何度も扱ってきている。ここでは、再度ウェブ3.0の定義について振り返ってみたい。 英国の新聞Guardianのサイトに現地時間2月4日に掲載された記事に、Jemina Kiss氏がウェブ3.0とはすなわちレコメンデーションを指すものになるだろうと示唆した。「もしウェブ2.0を一言で『相互作用』だとくくるとすれば、ウェブ3.0はレコメンデーションと個人化になるはずだ」と同氏は述べている。Kiss氏はLast.fmとFacebookのBeaconを例に挙げて、個人化されたレコメンデーションサービスが新しい音楽や製品、レストランなどの情報をわれわれにもたらすウェブの将来像を描いている。これはマー
マイクロソフトは2月22日、無料で5Gバイトのスペースを利用できるオンラインストレージサービス「Windows Live SkyDrive」の正式版を、日本を含む38カ国で同時公開する。日本語環境におけるサービス開始予定時間は22日の午前7時〜9時ごろとなる予定だ。 このサービスは2007年6月に「Windows Live Folders」として米国で初めてベータリリースされた。8月には名称をSkyDriveに改め、英国、インドでも提供。同年10月には1IDあたりの容量を500Mバイトから1Gバイトに拡大していた。 今回の正式版では、さらに5Gバイトに容量を増やし、日本からでも利用できるようになった。 マイクロソフトは2月22日、無料で5Gバイトのスペースを利用できるオンラインストレージサービス「Windows Live SkyDrive」の正式版を、日本を含む38カ国で同時公開する。日本
にわかに注目を集めている、URLをIDとして利用する認証プロトコル、OpenID。本連載ではこのプロトコルの仕組みを技術的に解説するとともに、OpenIDが今後どのように活用されていくのかを紹介する(編集部) OpenIDってなんだろう? 現在、国内外でにわかに注目されつつあるOpenIDという仕組みを聞いたことがあるでしょうか? これはユーザー中心の分散ID認証システムですが、まだ日本での普及は進んでいない状況です。 これにはいくつか原因が挙げられるでしょうが、筆者はOpenIDが正しく理解されていないことが原因だと考えます。 本連載ではOpenIDの現行仕様、およびその拡張仕様とともに、実装を例に取りつつOpenIDとは何かということを明らかにしていきます。最終的にはOpenIDが切り開く未来を見るため、現在策定中の次期仕様についても触れていきたいと思います。 広がりつつあるブラウザベ
XML関連の標準化団体OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)のメンバー企業7社が,Webサービス向けポートレット仕様「Web Services for Remote Portlets(WSRP)」の相互接続のデモンストレーションを行った。OASISが米国時間3月31日に明らかにしたもの。デモでは,WSRPを使うことで,ポータルごとに個別のポートレットをインストールする必要がなくなり,ポートレットを再利用できることも示した。 WSRPは,2003年9月にOASIS標準(OASIS Open Standard)となった仕様(関連記事)。米Delphi GroupアナリストのNathaniel Palmer氏は,「WSRPに対応すると,ユーザーはコンテンツのライブラリと情報リソースを介
ポータル・システムを構築する際に、インターネット上で提供されているサービス(たとえばGoogle)をポートレットとして組み込みたい、ということはよくあることだ。しかし現状のポータル・サーバの仕組みでそれをおこなうには困難な問題が多い。それを解決するのがOASIS WSRP(Web Services for Remote Portals)で仕様の策定がおこなわれているリモート・ポートレットである。本記事ではそのリモート・ポートレットの仕組みとWSRPで規定している仕様について解説する。 OASIS WSRPの仕様を説明する前に、WSRPで仕様を規定しているリモート・ポートレットとはそもそも何者なのか、ということから解説しよう。 現状のポータル 現状のポータル・システムで使用されているポートレットは、大体以下の3つのパターンのいずれかに当てはまるだろう。 新規に作成したポートレッ
“Web 2.0”の主張 Tim O'Reillyによれば プラットフォームとしてのウェブ(The Web As Platform) 集合知の利用(Harnessing Collective Intelligence) データが重要(Data is the Next Intel Inside) 商品としてのソフトからサービスとしてのソフトへ(End of the Software Release Cycle) ハッキングと連動が容易な軽量プログラミング(Lightweight Programming Models) PCに限定されない利用(Software Above the Level of a Single Device) Ajaxに代表されるリッチなUI(Rich User Experiences) (What Is Web 2.0 Design Patterns and Busin
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SOAの考えに基づくシステム連携の基盤として脚光を浴びている。特徴は,機能ごとの分散処理を可能にし,Webサービスを標準として取り入れたこと。EAIとの違いなどとともに,ESBとは何かを説明しよう。 ESB(Enterprise Service Bus)を一言で表せば,「SOA(Service Oriented Architecture)の実現に必要な,システム同士をつなぐ基盤」である。そのためESBを理解するには,SOAとは何かを押さえておく必要がある。まずは,SOAについて簡単に説明しよう。 SOAでは,企業の各システムが備える機能ごとに,Webサービスなどの標準化したインタフェースを設け,ほかのシステムやエンドユーザーのWebブラウザおよびクライアント・ソフトから,単純な手続きによってネットワーク経由で呼び出せるようにする。これを,システムの機能の「サービス化」と呼ぶ。 さらに,連携
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