ブックマーク / kus.hatenablog.com (2)

  • 「カーズ」のジオグラフィーとノスタルジー - I Get Around the Media メディア回游

    「カーズ」の予告編を最初に見たとき、激しいレース・シーンと大自然の中でのドライブ・シーンの印象的な対比に、往年のアーケード・ゲーム「ウイニングラン」と「アウトラン」を思い出した。「カーズ」は、CG黎明期からシミュレータやゲームにおいて進化を続けてきたドライビング映像の集大成に違いない、というのが今回のぼくの読みだったが、その期待は心地よく裏切られた。もちろんレースとドライブのシーンは、この作品の両腕の力こぶとして誇示されるものではあるが、いずれも予告編以上の見せ場はない。どんなにスピードが出ようが、CGにはスリル(危険性、ヤバさと言い換えてもいい)が欠落している。映画館のスクリーンで観るのなら、「タクシー」のスタント運転(VFX一切なしの実写)のほうに軍配が上がる。 代わりに目を見張ったのは、地形的リアリティーだ。たとえば、起伏した丘陵地帯を真っすぐに貫く高速道路の切り通しがつくる波模様。

    「カーズ」のジオグラフィーとノスタルジー - I Get Around the Media メディア回游
    msrkb
    msrkb 2006/08/03
    「コンピュータによる写実的な描画技術が、(軽度のものとはいえ)ナショナリズムやノスタルジーといったある種の反動や復古主義に結びつきやすいことについては、さらに分析の必要がある」確かに気になる。
  • [t-shirt] ジダンという身体コミュニケーション - I Get Around the Media メディア回游

    胸にターゲット印と ZIDANE ME HERE! の文字。 私のここをジダンして! ここでの ZIDANE はもはや動詞なのだ。「ジダって!」とか「ジダれ!」と訳すべきか。 W杯決勝(7/9)の終了直後からYouTube上では世界各国語のアナウンスの入ったジダンvs.マテラッツィの頭突きシーンの録画がつぎつぎとアップされ、翌日にはそのリミックス映像が氾濫。その後、複数のリミックスからの断片をさらに誰かがリミックスするという馬鹿リミックスの連鎖が連日続いている。 個々の短編映像は小さく軽いが、総体的に見れば巨大なアノニマス作品といえないこともないかもと思いつつも、それらとは一線を画するこの映像を見つけた瞬間、驚喜した。なんてすてきなオマージュ映像だろう! 「A new way to solve problems(問題解決のための新しい方法)」と題されたこのショート・ビデオの中身は、馬鹿らし

    [t-shirt] ジダンという身体コミュニケーション - I Get Around the Media メディア回游
    msrkb
    msrkb 2006/08/03
    ジダン頭突きパロディ映像。「馬鹿らしく他愛ないものだが、何よりもジダンへの慈しみと優しさに溢れている(略)ひいてはあらゆる暴力に対する慈悲とこの世界のすべてを肯定しようとする強い意志にすら満ちている」
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