「俺は15年後の世界から来た。最新情勢を授けよう」「凄え!」「ロシアの大統領はプーチンだ」「…」「シェンムーを裕さんが作ってる」「…」「マッドマックスが大人気」「…」「田代まさしが携帯で盗撮――」「帰れ」
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チューリングテスト 人工知能とは、「知能のある機械」のことである。 だが、『知能』とは一体なんだろうか? 1950年、数学者チューリングは、 「その機械(コンピュータ)に知能があるか?」 を判断するための試験方法を考案した。 まず、2台のディスプレイを用意する。 テストする人は、その2台のディスプレイに向かって、質問をなげかける。 「元気ですか?」とか「今日は、暑いよねぇ〜?」とか。 1台のディスプレイは、人工知能コンピュータにつながっており、 それが受け答えをする。 「はい、元気ですよ」とか「やっと夏らしくなってきましたよね」とか。 もう1台のディスプレイは、本物の人間につながっており、 その人がキーボードで、文字を打ち込んで、質問の答えを返す。 「元気ハナマルだにゃ」とか「あぅ〜、暑いのにゃ〜」とか。 もちろん、テストする人は、どっちのディスプレイが、人間につながっているのか、 わから
現象面から見るいまの中国市場の混乱は、多くの経済メディアが盛んに書き立てている通り大変な状況に陥っており、株式市場を通じての銘柄そのものの売買停止や、報告が義務付けられている上場銘柄の株式の大量保有者に半年間の売却を禁じるなど、市場の混乱を抑えようと当局が躍起になっている姿ばかりが見受けられます。 まがりなりにも90年代から中国経済と係わり合いを持ってきた身としては、いつか中国がこのような問題をやらかすだろうとは思いつつも、中国共産党の懐の深さ、人材の豊富さが中国の金融政策のダイナミズムをうまく制御しているように見えてもいました。いわば「共産党員が資本主義を操縦している」にもかかわらず、そのお手並みは実に見事であって、シャドーバンキングが表面化し始めた2004年や、流行病であったSARS禍、リーマン・ショックといった事変の後の速やかな立ち直りはむしろ驚嘆に値するほど素晴らしい手腕であると感
まず勘違いしてはいけないことがある。今回の暴落によって中国の実体経済が悪くなるのではない。元々中国の実体経済は悪かった。それなのに、株が上がっていた。みんながおかしいと思ったが、みんなで渡れば怖くない(ハーディング効果)と中国の個人投資家はこぞって株を買った。しかも、借金をして手持ち資金の何倍ものポジションを構築した。株価が右肩上がりであり続けるなら、彼らは巨万の富が得られたであろう。しかし、そうはならなかった。 そもそも、中国の実体経済を表す経済指標を信用できない。かつて李克強はそのように語ったことがウィキリークスに暴露されている。アテにならない数字の中で、多少でも参考になるのは電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資残高の3つだ。いま中国の経済政策を仕切る李克強首相さまがそう言っていたのだからきっとそうだろう。
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