「ブリーチバイパス」とか「銀残し」という言葉を聞いたことがありますか。これは写真というよりもどちらかといえば映画界の用語のようですが, 銀残し(ぎんのこし)は、フィルムや印画紙での現像手法の一つ。本来の銀を取り除く処理をあえて省く事によって、フィルムや印画紙に銀を残すものである。一般的に映画の現像で行われるもののことを言うが、写真のカラープリントでも同様の作業が可能である。英語ではブリーチバイパス(bleach bypass)と云う。(Wikipedia) つまり,写真に限って言えば,「写真用フイルムを現像するときに特殊な工程で行うことで,独特な雰囲気の写真になる」というものです。具体的には 全体的に彩度が低くなる コントラストが高くなる シャドー部(暗部)がより一層暗くなる という発色の特徴があります。 もうお気づきの方も多いと思いますが,トップの写真が(デジタル現像で)ブリーチバイパス