玩具メーカーのファンコ(Funko)は5年以内に年商10億ドル(約1,130億円)達成を目指しているが、その名前を聞いたことがないという人も多いかもしれない。 ハズブロ(Hasbro)やジャックス・パシフィック(Jakks Pacific)などの玩具メーカーが得るライセンス契約が年間4~5つであるのに対し、ファンコは200超のライセンスを取得している。 「それが他社との違いだ」と、同社のブライアン・マリオッティCEOは言う。 ファンコはディズニー、スター・ウォーズ、DCコミックスやマーベルとライセンス契約を結んでいるだけでなく、『ゴールデン・ガールズ』や『ウォーキング・デッド』、『となりのサインフェルド』のようなテレビ番組ともライセンス契約を結んでいる。これらの関連商品は生産コストがきわめて低いため、他の玩具メーカーが無視しているファン層の要望に応じてグッズ生産を行うことができる。その結果