国民新党は13日、参院で民主党とつくる統一会派「民主党・新緑風会・国民新・日本」を解消する方針を決め、民主党に伝えた。 連立政権には、引き続き、とどまる。下地幹事長が同日、記者団に明らかにした。 国民新党は14日に参院事務局に、党所属の参院議員6人(うち3人は、参院選で落選または今月中に引退予定)の離脱と、新会派を届け出る予定だ。参院選で与党が敗北したことを受け、統一会派を続けても与党として参院で過半数を維持できなくなったことから、解消を決めたとみられる。 下地氏は、統一会派解消の理由について、「参院において、もう少し国民新党らしさを出したい。(統一会派では)党の個性が出ない」と記者団に説明した。 民主党との関係については、「協力はこれからもしていくし、連立の形も変わらない」と強調した。