先日の「宿題の解答編」で「この問題にある工夫をすると14個の金貨の中からでも偽造品を見つけられる」と述べたが、その答えは「本物だと分かっている金貨を一つ追加する」である。 つまり、新しい問題は、 [第四問]ここに本物だと判明している1個の金貨と、偽造品が一つだけ混ざっている14個の金貨があます。混ざっている偽造品は、本物の金貨よりわずかに重さが違う(重いのか軽いのかは不明)ことだけが分かっています。天秤を3回だけ使って偽造品を見つけ出したいのですが、どうしたら良いでしょう。 となる。この問題の面白い所は、答えの可能性(14x2=28)が、天秤の3回の使用で場合分けできる組み合わせの数(3の3乗=27)より大きいことである。数学が得意な人は、それにも関わらずなぜ解けてしまうのかの解析までしてみると良いだろう。 ちなみに、このシリーズ(いつのまにかシリーズ化してしまっている!)の最初の問題(二