先端IT“非”従事者は、スキルアップ意欲が低い傾向に――IPA「DX推進に向けた企業とIT人材の実態調査」:その約半数がスキルの陳腐化を心配していない IPAは、「DX推進に向けた企業とIT人材の実態調査」の結果を発表した。企業ではデジタル型ビジネスモデルへの転換が進んでいないことや、個人では先端IT以外の業務に従事している人のスキルアップ意欲が低いことなどが課題として浮かび上がった。 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2020年5月14日、「DX推進に向けた企業とIT人材の実態調査」の結果を発表した。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組み状況や先進事例、先端デジタル領域で不足が懸念されるIT人材の流動実態やスキルアップなどについて調べた。 今回の調査によると、企業では「既存のビジネスモデルや業務スタイルから脱却できておらずデジタル型ビジネスモデルへの転換が進んで