贈賞式には第1位から第5位までに選ばれた作家が登壇し、順にスピーチを披露。初めて絵本を執筆した高野は「こんにちは、はじめまして。絵本の世界には縁のなかったマンガ家なんです。高野文子と言います。長いこと白と黒だけのマンガを描いてきたんです」と丁寧に挨拶をし「小さい読者さんも読んでくれたらしいことを聞きましたし、大きい読者さんも読んでくださってることもわかりました。皆様のおかげです、ありがとうございました」と受賞の喜びを語った。 高野は登壇後にプレスの取材にも応じ、絵本に布団という題材を選んだきっかけを訊かれると「自分が昔から布団が好きだったので。1日が終わって寝る布団は気持ちがいいですよね」「初めて描くもので、読む小さいお子さんのことまで気が回らず」とコメント。また「小さなころ、おねしょをしましたか?」という質問には「もちろんですよ!健康な証拠ー!」とこぶしを振り上げて元気に応えた。一方で、
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