「リバティ」「トランスイート」「クレイル」「ダイナスター」など、カタカナを中心とした列車名や車両名があふれている。しかし、多くは外国語もどきの新たな造語であり、どんな意味かを調べようとしても辞書に載っていないものばかりだ。もちろん、外国人も首をひねるばかり。そうした不思議な列車名を列挙して、その命名の意図を探ってみた。 "L"ではなくて"R"です 1) リバティ(東武鉄道) 2017年4月にデビューしたばかりの新型特急である。「リバティ」と聞くと多くの人はLiberty(自由)を連想するであろうが、新型特急の名称はRevatyだ。日本人の多くは英語のLとRを区別するのが苦手であるし、カタカナでLとRの違いは表現できない。そこでごっちゃにしてしまうが、RevatyとLibertyは似て非なるものである。 では、Revatyはどんな意味かというと、これは辞書に載っておらず、まったくの新語である
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