Apple Payはサービス部門に属するアップルの主要ビジネスの1つになりました。Tim Cook CEOは直近2020年第1四半期決算の電話会議で、年間の取扱件数は150億件ペースに上り、2019年10〜12月期は前年に比べて2倍以上に増加していることも明らかにしました。 そのApple Payですが、日本企業が買収した英語のニュース媒体、Quartzは2月11日の記事で「2025年までにApple Payは世界のクレジットカード総取引件数の10%を占めるようになる」との調査会社Bernsteinの予測を紹介しました。 意外なほど「Apple Card」と「Apple Pay」を取り違えて記事を読んでいた人が少なくありませんでした。しかしアップルにとって、これはうれしい誤算かもしれません。どうも、アップルが発行するあのチタンカードが、世界の取引件数のシェア1割を取る、と読み取った人が多か