タグ

ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (5)

  • 明日・・・・:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    学習院大学のオープンキャンパスに行きます。 なぜかというと、来年から同大文学部に設置が正式に決まった身体表象文化コースのマンガ・アニメ系のセンセーになるからです。文科省の許可が下りるまで、公式には広報活動ができなかったそうで、申請から60日を越えると自動的に(?)認可ということになるんだそうです。ヘンな話。 したがって、僕の就任も(多分)認可されたんだろうと思います。教授会なんかは通過してるはずなんですけども。広報もなく、いきなりオープンキャンパスに行って、何か役に立つのかどうかわからないんですが、まぁしかし、お役ということですね。 (ただ、どうか「おめでとう」とかいわないでいただきたいんです。自分的には全然めでたくない感じで、むしろプレッシャーが大きいし、それどこじゃないので。カッコつけてるんじゃなくて、そういうのがヤなんですね)

    明日・・・・:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 追悼 宮谷一彦:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    追悼 宮谷一彦 宮谷一彦さんが亡くなった。2022年6月28日。心よりご冥福をお祈りいたします。 お会いしたことはない。むしろ遠ざける心理があった。それだけ大きな存在で、厄介な存在でもあったということだろう。 2000年3月「BSマンガ夜話」で、たまたま刊行された宮谷『肉弾時代』を契機に放映することになった。僕はもう自分一人で一時間喋りまくる覚悟で準備を始めたが、どう考えても彼の果たしたことを『肉弾時代』だけで語り切れないと思い、スタッフを通じて宮谷さんにお伺いを立てた。「自分の持っている単行にもなっていないスクラップの作品も含めて、『肉弾時代』以外の作品も触れたいが、お許し願えないか」と。直後、宮谷さんから直接FAXをいただき、「そのほうがありがたい。君とはいずれこうした形で出会えると思っていた」とあった。じつは、大学生の頃僕は宮谷さんに手紙を出しており、その中で彼の作風が変化したこと

    追悼 宮谷一彦:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    mugi-yama
    mugi-yama 2022/07/02
  • 9月26日 80年代海外向け「MANGA」発信の挫折:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    椎名ゆかりさんが紹介しているこのマンガ集、昔日で買った。英語圏向けの豪華ラインナップの作品集なのはわかるが、何の説明もないので、椎名さん同様長い間謎であった。この記事で初めて背景がわかった。でも正直福山作品がもったいないなあと思ったくらいで(欧州での講演で引用した記憶がある)、不親切なだし、日マンガのオリエンタリズム的な売り方をしようとしていて、ダメな印象のほうが強かった。もっと昔、スパイダーズが越天楽的な音を入れて(多分)米国に売ろうとした残念さを思い出してしまった。欧米へはオリエンタリズム、アジアには欧米人のような顔をしたがる日人=自分の恥ずかしさが重なってみえたのだと思う。それも今は歴史だ。

    9月26日 80年代海外向け「MANGA」発信の挫折:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 二松学舎シンポジウムについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    二松学舎シンポジウム「誰が漱石を蘇らせる権利をもつのか? 偉人アンドロイド基原則を考える」(2018年8月26日)について 漱石の偶像化には賛成できない 夏目房之介 シンポジウム当日はまず平田オリザ氏作・演出の「アンドロイド演劇」『手紙』(女優の正岡子規とアンドロイドの漱石がロンドン滞在中の手紙についてやりとりする二人(?)劇)が上演され、その後アンドロイド製作者・石黒浩氏、二松学舎の山口直孝氏、島田泰子氏、谷島貫太氏のほか、福井健策氏(弁護士、著作権など)が発表し、最後に私も参加して討議を行った。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180827/k10011595211000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001 2018年8月27日 NHK NEWS WEB「偉人のアンドロイド 「人格権」が課

    二松学舎シンポジウムについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 水木しげるさん逝去:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6182543 水木さんが逝かれた。 デスクワークしていたら立て続けにマスコミからコメント依頼がきて知った。 貸時代にはほとんど知らず(「忍法秘話」では見ていたはず)、「ガロ」で作家として認識し、すっとぼけた中に尋常ならざるニヒリズムというか、索漠たる気配の漂う短編群が大好きだった。後年、捕虜生活中に描いた絵の、時間が止まった「死」の気配に、それが戦争体験とつながっているのを知った。いわゆる妖怪は、おそらくその「死」=「異界」からやってくる。そのはざまに立つのが、ねずみ男だったろう。 マンガ論を手塚を軸に始めたとき、手塚を相対化する存在のひとつが梶原一騎とならんで水木さんだったし、とにかく水木マンガのあの世界が好きだった。でも、インタビューでご人にお会いして、いきなりその人をった存在にやられ、「水木マンガも面白いけど、ご

    水木しげるさん逝去:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 1