来年2月にオープンする中野区立の中野東図書館が大炎上している。発端は11月7日に同館公式アカウントがツイートした「7階の天井から9階にかけて吹き抜けになった場所に、高い高い本棚があります」という写真付きツイートだった。 ごらんのとおり、3階分の高さのある巨大な本棚。これに「地震があったらどうする」とか「どうやって本を取るんだ」などと批判が殺到しているのである。 背景には近年、「見栄え重視のキラキラ図書館」が相次いで誕生し、問題視されていることにある。今回の中野東図書館もその轍を踏んでいるのか。蔵書を大切にしない図書館を許してはならぬと、中野区役所を訪ねてみると意外なことに……。(取材・文=昼間たかし) 「高いところに本を置いたら危ない」と中野区役所 話題の「中野東図書館」は、10月末で閉館した本町図書館・東中野図書館に代わる存在。10階建ての複合施設「みらいステップなかの」の7~9階部分を
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