こうしてベストセラーは創られるまともな良心がある書店であれば、憎悪感情を垂れ流したヘイト本を置きたいとは思わないでしょうし、お客さんもそれを手に取って買いたいとは思わないでしょう。 しかし現実を顧みると、書店には中国や韓国の罵詈雑言を垂れ流したヘイト本が山と積み上げられていていやでも目につきます。書店に置かれていること自体がその本の「広告」になるので、置かれている本は自然と売れます。書店で山積みになっていれば「売れているのかな? 読んでみようかな?」と思うのが人の性というものでしょう。逆に、どんな良書であっても書店にないことには、それに興味が沸くことも、手に取って買おうと思うこともありません。 よって出版社は、本屋の「棚」や「台」を奪い合う熾烈な営業合戦をしています。当ブログでは、百田尚樹『日本国紀』(幻冬舎, 2018)の問題を取り上げてきましたが、本著が発売当初から書店店頭で山積みにな
業界人の裏話 増刷につぐ増刷で累計60万部に達している『日本国紀』。 ところがネット上では、「そんなに売れていないのに、どんどん配本されてくる」といった書店員の声が相次いで紹介され、「押し紙」ならぬ「押し本」状態ではないかと噂されていました。 この「押し本」の噂に、なぜか『日本国紀』関係者は過敏に反応し、人格攻撃にまで発展する不可解な状況が続いていました。 【日本国紀】幻冬舎側が書店に本を押し付けていると指摘【配本談合】 2019.01.13 業界誌『本の雑誌』 このような在庫過剰、「押し本」を裏付ける新たな証言が、「本」の専門誌『本の雑誌』(2019.2号)のコラム「黒い昼食会」に載っていました。 次のような内容です。 C でも増刷に次ぐ増刷でバックヤードに送り込まれた在庫が7箱ですよ。 A 7箱!? D もう売れ行きは弱まっている気がする。 B 50万部も刷ってどうするんですかね。セ
現在60万部 すでに7刷60万部にも達している『日本国紀』。 しかし店頭での売れ行きには陰りが見られるそうです。 コピペ話題本の「7刷」を書店で見ました。売れ行きを店員に聞くと「もうあまり動きはないですね」。でも平積みじゃないですか。「注文しなくても増刷すると、それが新たに届くんです」。そんなシステムがあることを知りました。誤りを訂正するたびに増刷すれば累計部数は増えていくという仕組みです。 — 有田芳生 (@aritayoshifu) January 12, 2019 増刷しまくれば自動的に入荷されて平積みにされる模様。中々のテクニシャンですね。 しかし100万部突破は叶うのでしょうか? そういえば百田氏は400万部売れれば日本が変わると豪語していましたが、さすがにそれは無理そうです。 押しかけサイン さて、過日、紀伊国屋書店新宿本店で、百田氏と有本氏のサイン本が大量陳列され、ネットで炎
偏狭なナショナリズム 『ジャパニズム』などのトンデモ保守系雑誌で漫画を連載中の、孫向文氏がトンデモ発言。 日本国籍ではないローラさんは、日本政府が定めた辺野古移設計画を反対署名を呼びかける行為は、入管法違反で強制国外退去が可能です。「日本政府の法令を違反する外国人」と該当します。日本をなめるなよ。 — 孫向文 (@sun_koubun) 2019年1月1日 ローラさんと言えば、先に石井孝明氏から、「内政干渉」と暴言を吐かれていましたね…。本当にひどい話です。 というかローラさんの国籍って「不詳」なのであり、日本国籍を持っていないって確実な情報なのでしょうか? 裏取りをしないで一方的に貶める発言をするというのは問題があると言わざるを得ません。 コメント欄にもローラさんへの暴言… コメント欄にもローラさんへの暴言が多く集まっています。 父親もそうだけどお金に目がないのね — 神家木紗々 (@B
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