7 左派が右派勢力を封じ込める?②――和田春樹 左派による右派勢力の封じ込め、または妥協のもう一例として、和田春樹のケースを取り上げよう。 和田春樹は、周知のように、「国民基金」の主導者であるが、これがこうした妥協策の典型であることは詳述するまでもあるまい(本人も認めている)。ここではもう一つ、和田と佐藤優との提携について考えたい。 和田と佐藤の提携については、既に何度も書いてきたが、これほど珍妙な組み合わせも珍しいだろう。和田と佐藤は、日本政府の対北朝鮮外交や朝鮮総連への処遇についてほとんど180度逆のことを言ってきたのであるから。 この提携の理由はいろいろあろうが(注1)、最も大きな点は、まさに両者が180度逆のことを言っているからだと思われる。 佐藤は、下の文章で、和田と、特定失踪者問題調査会代表の荒木和博を持ち上げている。 http://www.business-i.jp/news
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