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ブックマーク / locust0138.hatenablog.com (5)

  • ドキッ! 死体だらけの平安京! ポロリもあるよ! ―命の重さの日本史― - バッタもん日記

    はじめに 私はノーテンキな進歩主義者です。人類は少しずつ、一進一退を繰り返しながらも精神面で進歩し続けていると固く信じています。その根拠の一つは、街中で歩きたばこや立小便や痰吐きなどの下品な行為を見かけることが減った、というような日常の些細な感覚です。そして最大の根拠は、「命が大事にされるようになったこと」です。具体的に数値で見ると、日における殺人事件は減り続けています。 参考:平成12年版 警察白書 平成29年版 犯罪白書 日人は長い年月を経て、命を大事にするようになりました。言い換えれば、昔の日人は命を大事にしない蛮族であったということです。平然と殺し合いをしていました。歴史家の言葉を引用します。 光源氏が王朝時代の貴公子の理想像であることについて、これまでのところ、その優れた容姿や豊かな才能などが取り沙汰されるのが普通であった。だが、実のところは、理不尽な暴力事件を起こさないと

    ドキッ! 死体だらけの平安京! ポロリもあるよ! ―命の重さの日本史― - バッタもん日記
  • ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記

    1.はじめに 私はちきりん氏という人物に全く興味がありません。せいぜい、「安っぽい人生訓を勿体ぶって切り売りしているだけの三文自己啓発屋」という程度の理解しかしていません。 そのちきりん氏がブログで科学教育について何やら語っていました。 下から7割の人のための理科&算数教育Chikirinの日記) これを読んで大いに呆れたので、批判してみたいと思います。 2.子供の可能性を狭めるな ちきりん氏は自身の経験に基づき以下のように理科教育を語っています。 あたしに理科とか数学とか教えるの、ほんとーに時間の無駄! 義務教育である、小学校、中学校、それに事実上の義務教育である高校をあわせた 12年間の理科教育のうち、私に必要だったのは小学校レベルの理科だけであって、中学・高校で、化学、物理、生物、地学などを学ぶ必要は全くなかったと思います。 算数に関しても、中学校1年までに学んだことで十分で、中学

    ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記
    mujisoshina
    mujisoshina 2014/02/26
    実用的でない知識は自発的には学ばないであろうからこそ、基礎だけでも強制的に身につけさせておくことが必要。将来の選択肢を広げるために。
  • 「奇跡のリンゴ」という幻想 −無農薬のジレンマ− - バッタもん日記

    1.はじめに 私は農学を修めたものとして、「無農薬」という言葉に対して懐疑的です。 「農産物の生産量を維持できるのか」 「農産物の価格を抑えられるのか」 「農家の労力が増えないか」 「そもそも当に無農薬なのか。市販の正規の農薬の代わりにお手製の変な物を使っているのではないか」 「慣行農法の農産物より品質や安全性が優れているのか」 「慣行農法より環境への負荷が小さいのか」 などの疑問が湧くからです。これらの疑問は一向に解消される気配がありません。それどころか年々深まる一方です。 この辺の疑問については、科学ジャーナリストの松永和紀氏の力作、「の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない(日評論社)」をご覧下さい。 上記のような疑問を踏まえた上で、断言します。 少なくとも現状では、無農薬は金持ちの道楽です。これは私個人の意見ではありません。学会やその他の場所で、複数の農家、農業技術者、農

    「奇跡のリンゴ」という幻想 −無農薬のジレンマ− - バッタもん日記
  • 「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない− - バッタもん日記

    引き続き、「奇跡のリンゴ」に対する批判を行います。我ながらよく飽きもせずに書き続けられるなぁ、と思いますが、一年以上温め続けたネタなので、いくらでも書けそうです。もう少し続けます。このシリーズの執筆は、私自身の農学のいい勉強になっております。 1.はじめに 「奇跡のリンゴ」は、農薬を使わないことに加えて、肥料を使わないことも売り文句となっております。厳密にはマメ科作物を植えて土壌に窒素を供給していることを明言しているのですから、これを「無肥料」と表現していいのかは大いに疑問です。もっとも、法的にも学術的にも「肥料」の定義は非常に難しいので、言った者勝ちの面はありますが。 今回は、肥料を使わない農業は可能なのか、ということを考えてみたいと思います。いきなり結論を述べてしまうと、「できない」に尽きます。肥料がなくても農業ができるのならば、なぜそもそもこの世に肥料という物が存在しているのでしょう

    「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない− - バッタもん日記
    mujisoshina
    mujisoshina 2013/07/27
    農業の一般論としてはそうだと思うが、収量アップとか持続性とかを度外視した特殊例ならありえないこともないと思う。誰にも真似できない(真似しちゃいけない)特殊例だからこそ「奇跡のリンゴ」なんだよな。
  • 科学と経済を軽視したら…… - バッタもん日記

    先日、畜産物に含まれる放射性物質の安全性や低減に関するシンポジウムに参加しました。 参加者の大半は研究者や技術者でしたが、少し雰囲気の違う集団がいました。思い詰めたような表情が見て取れましたので、恐らく「市民グループ」だろうと予想は付きました。最後の質疑応答の際に、2・3人が質問していましたが、その内容でさらに「市民グループ」だろうとの確信は深まりました。「不安だ」「政府や科学者の言うことは信用できない」「消費者の立場に立って欲しい」「子供を守りたい」と繰り返すばかりでしたので。 講演者のスタンスの一部を私が勝手にまとめると、以下のようになります。全く妥当だと思います。 農産物中の放射性物質の含有量の基準を厳しくしても、もともと微量だから安全性はほぼ変わらない。 基準を厳しくすると、農産物の流通量が減って価格が上がる。 新たな基準を満たすために生産コストが増える(除染や設備投資などで)。

    科学と経済を軽視したら…… - バッタもん日記
    mujisoshina
    mujisoshina 2012/12/06
    「自分達の言い分が正しい→それを否定するものは何であろうと正しくない」となり、自分達の考えを否定された時点で相手の言い分には聞く耳を持たなくなってしまうことも。反対意見にこそ耳を傾ける姿勢を持ちたい。
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