日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ」が今年も放送される。だが、2023年に系列局職員による寄付金着服が発覚するなど、番組はさまざまな逆風にさらされている。ライターの戸部田誠さんは「生みの親である都築忠彦プロデューサーは『日テレが潰れるまでやめられない番組』として企画を始めた。だからこそ、原点を見つめ直す必要がある」という――。 原点は政治もストリップも扱う深夜番組だった 「愛は地球を救うのか?」 日本テレビ系列「日本海テレビ」元幹部による寄付金着服事件の発覚や、いわゆる「感動ポルノ」批判、そして視聴率低下などで存続が危ぶまれていた「24時間テレビ」(日本テレビ)が、1978年の番組開始当初から使われていた「愛は地球を救う」というキャッチフレーズをそのように変えて、今年も放送されることが発表された。約半世紀の間、続いてきた番組タイトルの意味、チャリティーの本質を見つめ直す“決意”を
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