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物理的な制約から解放された電子書籍。可能性が拡がった。 紙の本で、フルカラーのイラスト集を出すのはたいへんだった。 印刷費は高くなるし、色味の調整も困難を極める。 紙やインクによって発色の具合が変わってくるので、作家が思い描いた色味を出すには印刷的な技術が必要になる。 そう考えると、手軽に出したい場合、カラーイラスト集はとても電書向きだ。 というわけで、自分でもKDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)で『思考ツールとしてのタロット』『あたらしいじゃんけんをつくろう』などの電子書籍を出している米光さんが、電書の凄さを感じさせる「これを読んでみてよ!」っていうモノを紹介するシリーズ「電書の可能性」。 第三弾は松野美穂『熊本大分のうまいもん教えて』だ。 松野美穂さんは、水彩イラスト・フードイラストを描いているイラストレーター。 虚人出版の『怪人二十面相』Kindle版のカバーイラストも手
日本独立作家同盟の会員および関係者各位と読者のみなさまにご案内いたします。2014年1月から刊行を続けてきた『月刊群雛』は、発展的に新たなステージへ向かうため2016年08月号をもって休刊することになりました。以下、その経緯と今後について説明いたします。少々長文となりますが、ご一読頂けますと幸いです。 日本独立作家同盟の活動目的 日本独立作家同盟の設立宣言文にあるように、当団体の活動目的は「既存の出版社に頼らず作家同士が助け合いながら作品を世に出していくこと」です。本のつくり方、告知の方法、マネタイズの手法など、さまざまな情報交換と交流を行うことで、「インディーズ出版」を盛り上げていきたい。これが、設立当初から現在にいたるまで、私たちの変わらぬ思いです。 そして、『月刊群雛』創刊の目的は、たとえまだ無名であっても、多様で魅力溢れる作品を紹介し、その担い手たるインディーズ作家の知名度向上を図
毎度。とてもとても久し振りの更新な気がしますが……。きっと気のせいです。 今晩和。雫です。 文芸界のプロレス。SS合評を生で観戦してきましたー。 空気感スゲーΣ(゚Д゚)作家さんの熱意と熱気に圧倒されっぱなしの数時間でした。 (人見知り過ぎる自分を、呪い殺したく成ったのは内緒で御座る……。) 僕は読み専なのだけれど。まだまだ読み方が下手だなぁと、実感させられる場面も多々有。 ただの殴り合いではなく。殴り愛なのだなと思ってみたり。 兎にも角にも楽しかったのです。 諸事情有って、筆を折って20年弱。書く事の楽しさ、書く事の難しさを肌で体感した時間でもありました。 参加された皆さま、本当にお疲れ様でした。貴重な体験が出来た事に感謝です( ´∀`) 追伸。沢山笑ったので、恐ろしく腹筋が痛いです……。
2015-10-17 デザイナーと呼ばれて、お金をもらって、で? デザイナーと呼ばれた。もちろん呼ばれるだけならそりゃ、「億万長者!」、「日本一の男前!」だってありえるわけだけれど、ちゃんとデザインをした上で対価、つまりお金を受け取った。 仕事としてであることとすること的なことに関してずっと考えてきた身としては、今回そう呼ばれたことは少し感慨深い。何かが一歩進んだ感じがする。ただそれは、キャリアとしてでなく、あくまで「エスタブリッシュすること」というものについての思考が次のフェーズに進んだというだけのことにすぎないのだと思う。 へぇ、何をやったんだい?そうお思いの方もいるかもしれない。そんなあなたに良いニュース。今回の私の仕事は、選考過程も成果も金額も含めてすべてネットで公開されている。次のページに進んでいただければ、そのすべてを見ることができる。採用されているのが私のアカウントだ。 cr
2015-08-02 ベテランのプロ漫画家さんから『どうやったら電子書籍って売れるの?』と聞かれたのでメディアの作り方をまとめてみる ブログ こんにちは、Kindle本まとめサイト(kindou.info)の与太話。きんどうりさいくるのお時間がやってきました。 さて、昨日ですね京都で開催された鈴木みそさんのイベント『電子コミック時代の漫画家生存戦略』の打ち上げにてプロ漫画家・緒方ていさんから『どうやったら電子書籍って売れるの?』とご質問されたので、そのアンサーをまとめます。名前をだしてもいいので具体的にと許諾をいただきましたので真面目に考えました。 先に結論から言うと、電子書籍を売るためには『Webプロモーションを頑張る』のが一番確実です。ネットで買うものですからね。そして『読者が作品を読む理由』をあらゆる機会をもって提供することを徹底的にやりきることです。 それを実現するためのキーワード
この内容で2000円は安かった! こんにちは。電子書籍のレビューサイトを運営していますカグア!です。 本日は、セルフ出版など個人や独立作家さんを応援する団体である日本独立作家同盟が主催するセミナーに参加してきました。 >>日本独立作家同盟: 同盟について 定期的にこういったセミナーを開催するとのことで、その第一回が開催。はえある最初の登壇者はセルフ出版の草分け・藤井太洋さんです。作品作りやプロモーションなど、コンテンツをビジネスにしていくエッセンスやヒントが満載でしたので、レポートします。 関連記事 >>文章力を上げるオススメの書籍11冊 セミナー会場はすごくキレイで素敵でした 2015年5月16日、渋谷駅から徒歩10分くらいの場所にあるHDEさんで行われました。HDEさんはクラウドセキュリティで有名な会社さんです。首都高すぐわきのグラスシティというビルの中なのですが、アクセスはすごくいい
株式会社ボイジャーの提供している『Romancer』は、Wordファイルなどから簡単に電子書籍フォーマット「EPUB 3」のファイルが制作・公開できるウェブサービスです。それがこのたび、販売委託などの拡張サービスも提供するようになり、魅力的なセルフパブリッシング・プラットフォームに生まれ変わりました。 無料で利用できるRomancerの主な機能 無料で利用できる魅力的な機能としては、以下の2点が挙げられます。 電子書籍の世界標準規格で日本語の縦書き表記などにも対応しているオープンフォーマットの「EPUB 3」が、Wordファイルなどから簡単に制作できる 「公開作品広場」で作品を無料公開でき、ブラウザビューワ「BinB Reader」を利用することで、特別なアプリ等がなくても誰でも簡単に読んでもらえる 制作ツールとしては、縦書き/横書きどちらにも対応しており、縦書き時2桁数字の縦中横指定、目
米Amazon、ユーザー投票式で有望な電子書籍作家を発掘・世界デビューさせる「Kindle Scout」 米Amazon.comの新サービスが立て続けに登場している。同社は今週、個人の電子書籍作家の中から有望な人を商業デビューさせる「Kindle Scout」サービスを英語圏限定で開始した。 Kindle Scoutは、個人作家は未発売の作品を投稿し、無料配信中にある一定のダウンロード数を獲得した作家を抽出。Amazonスタッフの審査を経て、アドバンス1,500ドル(約16万円)+50%ロイヤリティー保証の出版契約を結ぶ権利が与えられる。 面白いのはその契約内容で、電子書籍版についてはAmazonが全世界・全言語での独占出版権を取得するが、紙書籍の権利は求めないとしている点。 なお、運悪く不採用となった作品については、今月オープンしたばかりの作家コミュニティー「WriteOn by Kin
── いまこそもう一度、電子出版に真正面から立ち向かうときだと思っています。 7月1日に行われた記者発表会で、株式会社ボイジャー 代表取締役 鎌田純子氏は述懐を込め、このような挨拶をしました。この日、池澤夏樹氏の作品の電子化・販売をボイジャーが手がけることの発表と同時に、電子出版Webサービス「Romancer(ロマンサー)」が一般公開されました。2011年に導入した「BinB」ブラウザビューワが「いつでも誰でも簡単に電子の本を読める仕組み」なら、Romancerは「簡単に作る」役割を担っています。池澤氏とのプロジェクトでも使用しているとのことです。 Romancerは、昨年の国際電子出版EXPOの時点でクローズドβ版が公開されていましたが、正式版の公開で何が変わったのか、他社のサービスとは何が違うのか、そしてどのようなビジネスモデルにするのかを私は注目していました。鎌田氏は、ボイジャーが
2014年5月24・25日に日本記号学会の第34回大会が東京大学駒場キャンパスにて行なわれた。特集は「ハイブリッド・リーディング――紙と電子の融合がもたらす〈新しい文字学〉の地平」。日本のブックデザインを牽引してきた杉浦康平、デリダ『グラマトロジーについて』の韓国語訳者で有名なキム・ソンド、フランスの哲学者であるベルナール・スティグレールなど、豪華なゲストを迎えて、デジタル時代の読み/書きの変容をふくめた新たな文字学=グラマトロジー(grammatologie)の展開を多角的に問い直す意欲的な企画である。大会進行の断片的なメモはここにまとめてみた。 記憶の外在化 とりわけ、私にとって一番の取っ掛りになったのは、ベルナール・スティグレールが登壇するということだった。『技術と時間』や『象徴の貧困』など日本でも多数の翻訳があるスティグレールは、かつて銀行強盗をして投獄され、獄中で哲学を勉強し、そ
ヤマダ電機|YAMADA DENKI Co.,LTD. 「ヤマダイーブック」の閉鎖と新サービス移行に伴い、既存ユーザーの救済が一切行われないお知らせが出ているのが発覚し炎上、その日のうちに方針転換し救済することになる騒ぎが起きました。 第一報はこちらのブログ。 ヤマダイーブックでもこれまでの電子書籍購入物が読めなくされるらしい – げろみ日記 …ぉぃぉぃぉぃぉぃぉぃ、なんだよこれ。引き継ぎくらいあってもいいじゃん。 安心サービスとあるのに安心じゃねーーww 慌てて真偽の確認をしようと思ったら、お知らせを見られるのがログイン認証後の画面という。仕方がないので、新規会員登録しました。 「お客様にてご購入いただきましたポイントにつきましては、返金及びヤマダポイントへの交換は出来かねます」 「ご購入及びダウンロードされたコンテンツにつきましては、新規電子書籍サイトには引き継がれない」 電子書店の閉
紙の本が売れなくなったといわれてはや数年。出版社が電子書籍への取り組みを続ける中、漫画家や作家も電子書籍の自主出版など、さまざまな可能性を試行している。 自らを「読み捨てされる作家」と称する漫画家・青木光恵さんもその1人。夫の小形克宏さんと二人三脚で2013年11月から個人電子雑誌『スマホで光恵ちゃん』(以下、『すまみつ』)を、ブクログの電子書籍出版プラットフォーム「パブー」やAmazonのKindleストアで定期的に発行している。 2人の活動をサポートするブクログの大西隆幸さんを交えて、その取り組みで得られたものや、作家として直接ファンに作品を届けることで見えた可能性などを聞いた。 単行本の売れない作家=商品価値がない? ―― 最初にすまみつの発行を決めた経緯から伺っていきたいと思います。青木さんや小形さんが個人で電子雑誌を発行するに至った背景にはどういったものがありましたか。 青木 私
誠文堂新光社はこのほど、月刊誌「子供の科学」の電子版となるiOSアプリをApp Storeで公開した。アプリ自体のダウンロードは無料で、中身の購読は1カ月600円。6カ月/12カ月の定期購読プランもある。電子雑誌や新聞をまとめて管理できるiOSの機能「Newsstand」に対応している。 同誌は1924年に創刊した子ども向け科学雑誌。電子版では、キーワード検索で興味のある記事をクリッピングしたり、実験シーンを動画で見たり、関連するWebサイトへリンクして更に詳しい情報を学んだりと、電子書籍ならではの誌面づくりを目指すとしている。 advertisement 関連記事 出版業界初! 電子版が紙よりも1カ月早く読める雑誌「近代漫画」創刊 電子版が4月17日、紙版が5月19日に発売。 「別冊少年マガジン」電子版スタート、原則バックナンバーも配信 最新号は「進撃の巨人」13巻の続き掲載 5センチ近
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