アフガニスタン政権を掌握したイスラム武装組織タリバンが女性の人権を保障すると世界に宣言した中、タリバン組織員が警察幹部を務めた女性を集団で暴行したという証言が出た。 【写真】ブルカを着用して歩くアフガン女性 先月31日(現地時間)、米紙ニューヨークポスト、英紙デイリーメールによると、アフガン内務省犯罪捜査次長を務めたグラフロズ・エブテカールさんは、ロシアメディアとのインタビューで、タリバンから残酷な殴打を受けたと述べた。 エブテカールさんはアフガンで初めて、警察高官になった女性で、多くのアフガン女性のロールモデルになったという。エブテカールさんは放送やSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などを介して女性や子どもの権利を主張しており、イスラム過激派などに対抗してきた。 しかし、先月15日、タリバンがアフガン首都カブールを掌握したことで状況は急変した。エブテカールさんも生存のためにアフ
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