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ブックマーク / takase.hatenablog.jp (5)

  • テレビに夢を託せるのか - 高世仁のジャーナルな日々

    『週刊ダイヤモンド』の1月15日号の特集は「新聞・テレビ 勝者なき消耗戦」だ。 最近、経済誌でマスコミの現状を扱うことが増えているが、どんどん激しい内容になってきている。この特集記事も「崖っ縁でもがく二大メディア」、「衰退する新聞の壮絶バトル」、「追い込まれるテレビの瀬戸際」、「通信・IT「新参者」の逆襲」とすさまじい。 実際、近い将来に大きな変化を予想させる材料が多いのは確かだ。 おととし、民放キー局が赤字に転落するという、以前なら考えられない事態が起きた。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20090723 テレビ局もついに社員の給与カットに踏み切り、日テレビ労組は去年3回のストを実施するという事態になっている。当然、制作費は大幅にカットされ、我々、番組制作会社は大波を被っている。 特集のある記事では、冒頭、衝撃的な事件を紹介している。 《2010年10月1

    テレビに夢を託せるのか - 高世仁のジャーナルな日々
    mure
    mure 2011/01/12
    『最近、NHKの番組が、NHKらしくない手法で制作され、高視聴率をはじき出しているが、その背景がこれだ。』
  • マスコミと検察の暴走―他罰的な空気 - 高世仁のジャーナルな日々

    23日のブログでは菅直人首相が大衆受けするパフォーマンスで、エイズ問題を捻じ曲げるきっかけを作ったとの指摘を紹介した。 アメリカから輸入した非加熱血液製剤で日で1800人がエイズに感染、500人が死亡したとされる悲劇について、当時の政治家は―右も左もこぞって―このウラには誰か「悪者」がいてそれは安部医師だと断定していった。 安部医師は96年7月に衆院で証人喚問されている。手ぐすね引いていた議員らは、ここぞとばかり安部医師の「責任」を追及した。 思うような答えが得られない議員の中には、捨て台詞を吐くものまでいた。枝野幸男議員(当時さきがけ)は安部医師に向かって「今度、東京地裁の刑事部でお会いするのを楽しみにしています」と恫喝している。まだ、逮捕もされていない段階で、国会に呼ばれこんなことを言われたのだ。政治家は、安部は悪者という認識で一色になっていた。これは怖い。 もっと怖いのは、検察が証

    マスコミと検察の暴走―他罰的な空気 - 高世仁のジャーナルな日々
    mure
    mure 2010/11/04
  • マスコミと検察の暴走―菅直人首相の原点 - 高世仁のジャーナルな日々

    菅直人氏が政治家として名を上げたのは、厚生大臣のときのいわゆる「薬害エイズ」問題での「謝罪」だった。 ウィキペディアの「菅直人」にはこうある。 《薬害エイズ事件の処理に当たり、当時官僚が無いと主張していた行政の明白な過ちを証明する“郡司ファイル”(当時の厚生省生物製剤課長・郡司篤晃がまとめていたのでこの別名がある)を菅直人指揮の下にプロジェクトを組んで発見させ、官僚の抵抗を押し切って提出。血液製剤によるエイズに感染した多くの被害者たちに対して、初めて行政の責任を認めた》 「薬害エイズ」民事訴訟に裁判所から和解勧告が出された直後の96年2月9日、菅直人厚生大臣は会見を開いて「1983年当時、厚生省内に、非加熱製剤が危険だという認識があった」と発表。「隠されていたエイズ研究班のファイルが発見された」として郡司ファイル9冊を取り上げての緊急記者会見だった。 2月16日には、患者らに対して「国の責

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    mure
    mure 2010/11/04
  • マスコミと検察の暴走―弘中弁護士 - 高世仁のジャーナルな日々

    安部医師は、マスコミと検察が共犯で極悪人に仕立て上げられたと言える。 村木厚子さんの事件は、マスコミが検察による証拠改竄を明らかにした(朝日新聞のスクープだった)のだが、はじめ、マスコミは村木さんがクロだという検察からのリークを垂れ流したのだから、マッチポンプである。 村田厚子さんの弁護人こそ、『安部英医師「薬害エイズ」事件の真実―誤った責任追及の構図』の編著者で、安部医師の弁護を引き受けた弘中惇一郎氏(写真)である。 弘中弁護士は、薬害事件を数多く手掛け、医療過誤事件では患者・遺族の代理人をつとめてきた。他の弁護士と研究会も作った。薬害エイズ裁判では、その仲間たちが患者側の代理人となり、患者への裏切りと非難されたという。 当時は、いくらマスコミに安部医師は無実だと説明しても、患者や遺族に同情が集るなか、「わかっているけど、そういう話は書けません」と記者たちは言ったという。(アエラ10月1

    マスコミと検察の暴走―弘中弁護士 - 高世仁のジャーナルな日々
    mure
    mure 2010/11/04
  • マスコミと検察の暴走―「薬害エイズ事件」 - 高世仁のジャーナルな日々

    検察やマスコミが、事実をゆがめて「悪人」を作り出し、その人間を社会から抹殺しようとする―村木厚子さんの事件は、その恐ろしさを浮き彫りにしたが、ここでぜひお薦めしたいがある。 村木さんの主任弁護人、弘中惇一郎氏が編著の『安部英医師「薬害エイズ」事件の真実―誤った責任追及の構図』(現代人文社2008)だ。 あの「薬害エイズ」事件も同じ構図だったという。 安部英(あべ・たけし)医師は、自分の血友病の患者にHIVに汚染された非加熱製剤を投与して死亡させたとして業務上過失致死で逮捕、起訴され、「薬害エイズ裁判」の被告人となった。96年から続いた裁判は、2001年に東京地裁で無罪判決が出る。そして、第二審の審理中、2005年に安部医師は死亡している。 弘中氏は、安部医師の弁護人でもあり、冒頭に出版の目的をこう書いている。 「書の目的は、第一に、主にこの無罪判決の内容を分かりやすく説明することを通じ

    マスコミと検察の暴走―「薬害エイズ事件」 - 高世仁のジャーナルな日々
    mure
    mure 2010/11/04
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