米PayPalの日本法人ペイパルジャパンは2月21日、スマートフォン向けの決済サービス「モバイル エクスプレス チェックアウト」、デジタルコンテンツ販売の決済に使う「PayPal for Digital Goods」、中小規模のECサイト向け決済サービス「ウェブ ペイメントプラス」を始めると発表した。 PayPalは、クレジットカードや銀行口座から、相手の口座に送金できるサービス。カード番号や口座を登録しておけば、メールアドレスでログインするだけで送金できる手軽さと、個人情報が送金先に伝わらないという安全性が売りだ。アクティブアカウントは世界で9400万以上に上っており、Web上の標準的な決済サービスとして利用されている。 日本国内で本格展開を始めたのは昨年4月。日本国内のアクティブアカウントは60万以上で、昨年の日本での総取扱高は前年比約50%増え、国内間取引額は前年の倍を記録した。「G