野村総合研究所のイノベーション・プログラム、650人余りの起業家を支援 金融機関を軸に地域産業を創り出す 2023/03/16 09:00
≪神秘的な魅力に心奪われる≫ そこには列車がハッキリ写っている写真は一枚もない。 人はなぜ鉄道に郷愁や旅情を抱くのだろう? そして夜には、その感情が強くなるのはなぜなんだろうか? それは車窓に窓の明かりしか浮かばないからこそ、情緒豊かになり、旅心を繊細に感じられるからではないだろうか。 ホーム、踏み切り、鉄橋…。鉄道を構成するさまざまなものにどんどんと目を向けてみる。 そうすると郷愁や旅情はもちろん、季節や自然、風土、文化など、さまざまなものの存在が夜の鉄道に見えてきた。そこには、肉眼では決してみることのできない、夜ならではの世界が無限に広がっていたのだ。こうしたあらゆるものを感じながら夜間撮影した鉄道写真を、ボクは自ら“夜感鉄道”と名付けた。
「鉄道ブーム」と呼ばれる昨今。その遥か以前から、日本の鉄道写真界を牽引してきた巨人・広田尚敬。氏が今年9月、鉄道写真家として60周年を迎えるのを機に、出版社7社が合同して「HIROTA60th」記念出版を行うこととなったが、その第一弾が本書である。希代の名機「ニコンF」で昭和30〜40年代の蒸気機関車を中心に捉えたモノクロ鉄道写真集に、雪のC62重連『まりも』『ていね』をはじめ、氏の中でも最も人気のある被写体が勢揃いする。初収録の貴重なカットも含まれ、SLファンのみならず「鉄道写真」の魅力を知る上で、この上のない1冊となった。 2010年、鉄道写真家・広田尚敬氏の活動が60周年を迎えるが、この期間は、鉄道写真界にとってまさに「広田尚敬の時代」と言っていいものである。氏がその間に撮影した写真は、鉄道風景の変化や機材の進化などに応じて、極めて多岐に亘っている。今回、これら膨大な……現在も増えつ
印刷 関連トピックス地震津波被害も大きかった日本海中部地震(1983年)など、戦後の震災による鉄道被害も多数掲載同じく「三陸震災画報」の12−13ページ。右ページ中央部分には延伸工事中だったと思われる大船渡線の線路が流されている様子が写されているアサヒグラフ増刊号「三陸震災画報」(1933年3月17日発行)10−11ページの記事。左ページには八戸線陸中八木駅付近の被災の様子が写真で記録されているアサヒグラフ特別号「大震災全記」(1923年10月28日号)72、78ページの記事。「墜落せる酒匂川鉄橋」(当時の東海道線)や「小山御殿場間の鉄橋墜落」(右下)といった写真が、鉄道被害の甚大さを伝えるAERA MOOK「震災と鉄道全記録」は、8月20日発売。164ページ、1680円(税込み)〈「震災と鉄道全記録」を検索〉 東日本大震災を鉄道という観点から記録したアエラムック「震災と鉄道全記録」では
2011年3月11日、東北関東地方に発生した大地震では、多くの人命が失われました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。 申すまでもなくこのたびの大震災では関東から東北の沿岸地域に津波による甚大な被害が出ております。地域の重要な足となる鉄道も、沿岸部で甚大な損傷を受け、未だ回復の見込みの立たない路線も多々あります。 編集部では4月から5月にかけて、茨城県の鹿島臨海鉄道から三陸鉄道北リアス線まで、沿岸部を中心に被災状況を取材してまいりました。このブログはその取材報告です。写真も一部公開いたします。 また取材中に撮影した写真は『日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録』写真サイトとして8月22日より公開しております。是非ご覧ください。
「昭和の鉄道記事」が凄い、おもしろい(2)[発売]2010年11月30日小林一三が創業した阪急グループ(左)。2006年、大阪−神戸間で競合していた大手私鉄の阪神電鉄(右)と経営統合した。写真は両電鉄の列車が顔を合わせる神戸高速鉄道の高速神戸駅「マルーン」と呼ばれる独特の落ち着いた色合いの列車で人気の高い阪急電鉄。小林一三氏は鉄道のみならず沿線の宅地開発や歌劇団、デパート、遊園地の経営など事業を次々拡大していった東海道新幹線の岐阜羽島駅前にそびえ立つ初代自民党副総裁・大野伴睦夫妻の銅像。羽島に新幹線駅が決まるにあたり「政治力」を働かせたとうわさされており、当時の「週刊朝日」では彼に直撃インタビューを試みている東急グループ(写真は東急大井町線)を作り上げた五島慶太は小林一三にすすめられて鉄道経営を始めた、いわば「弟子」にあたるわけだ。沿線宅地造成やデパート、遊園地経営など、その拡大方針は阪急
「昭和の鉄道記事」が凄い、おもしろい(1)[発売]2010年11月30日復刻した「科学朝日」の表紙です記事にも登城する「あじあ号」。現在は中国の瀋陽市郊外にある蒸気機関車陳列館で保存・展示されています。最高時速なんど130キロでした!記事にも登城する「あじあ号」。現在は中国の瀋陽市郊外にある蒸気機関車陳列館で保存・展示されています。最高時速なんど130キロでした!昭和10(1935)年に開通した土讃線を走るSLです 出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 1,680 ■AERAムック「昭和の鉄道と旅」 好評発売中のアエラムック「昭和の鐵道と旅」、その中でも話題沸騰なのが、「昭和の鉄道記事」の復刻版です。 まずは4大付録の一つ、昭和17(1942)年10月発行の「科学朝日」鉄道特集号です。そのさわりをご案内しましょう。 収録した記事は、グラビアを含めて11本の記事、合計32ページです。 表紙も広告も
「鉄子の旅」TVアニメ化 テツブームの予感 2007年05月09日16時17分 鉄道にまったく関心のない女性マンガ家と、鉄道好きの男性が珍道中を繰り広げるマンガ「鉄子の旅」が、テレビアニメになる。ひたすら列車に乗り、駅舎をめで、その奥深い世界を味わいつくす徹底ぶりが話題を呼んだ作品だ。CS放送局ファミリー劇場で6月24日から放送される。(アサヒ・コム編集部) 横見さん(右)の鉄道に寄せる熱い思い。それが「鉄子の旅」の見どころのひとつだ (C)菊池直恵・横見浩彦/小学館/「鉄子の旅」製作委員会 テレビアニメになる漫画「鉄子の旅」 (C)菊池直恵・横見浩彦/小学館/「鉄子の旅」製作委員会 横見さん(右端)と菊池さん(左端)の2人を中心に、「鉄道漬け」の珍道中が続く (C)菊池直恵・横見浩彦/小学館/「鉄子の旅」製作委員会 「鉄子の旅」は、小学館の月刊誌「IKKI」に連載された。国内にある1万近
「耶馬渓鉄道は心のふるさと」と中津市民はいう。JR中津駅から同市山国町守実までの約36キロを結び、通勤・通学、観光の足として使われたが、1975年9月に惜しまれながら消えた。廃線から35年、鉄橋や陸橋、旧駅舎などの「鉄道遺跡」は沿線に残る。写真とともに、あの時にタイムスリップした。【大漉実知朗】 今回、元中津市職員で写真家、麻川尚良(たかよし)(72)さんが69~75年に撮影した中から、提供してくれた。「間もなく廃止になる」と知り、ディーゼル列車「かわせみ」や乗客の様子、沿線風景を撮った。踏切番の女性、ホームで待つ野球帽をかぶった少年、木造駅舎など、昭和のにおいがする。麻川さんは「幼いころ、父母に連れられ、青の洞門などに行きました」と懐かしむ。 05年、3町1村と合併し、新中津市になり、麻川さんは「耶馬渓鉄道の姿を後世に残そう」と写真集「ローカル鉄道 思い出の耶馬渓線」を出版した。問い合わ
JR中央線の東京―甲府間(134.1キロ)にまつわるお宝や秘話を披露する本を、八王子市の元鉄道マン沼本忠次さん(63)が出版した。「中央線思い出コレクション」。列車の車体に付けた「行き先標」や古い切符など、膨大な収集品の一部をカラー写真で紹介。約40年の鉄道人生で見聞きした、路線にまつわる話をつづっている。 沼本さん宅の庭にある広さ6畳の離れ。自ら「宝物殿」と呼び、壁は鉄道の本がぎっしり。棚や床にはホームの「駅名標」や鉄道模型、駅弁の掛け紙……。お宝の数々が並ぶ。 もらった記念品も一部あるが、大半は鉄道イベントで行列に並んで買ったり、沿線の古本屋を回ったりして集めた。所蔵点数は分からないが、先代の宝物殿だった母屋の2階は、重みで床がたわんだ。今は離れ以外にも、物置四つと外で借りたコンテナ二つに分けて保管している。 JR東日本のOB。生まれ育った静岡県北東部の小山(おやま)町には御殿場
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