北陸新幹線開業に伴うJR大糸、北陸両線について話し合う沿線住民団体「大糸線・北陸線を守る会」は20日、糸魚川市で総会を開き、一部区間の廃止が懸念されている大糸線存続などに向けたアイデアが出された。 新幹線開業後、北陸線は並行在来線となり経営がJRから三セク会社に移る。大糸線も南小谷駅(長野県)−糸魚川駅間で廃止の可能性がある。 総会では、北陸線はディーゼル化ではなく電車運行を継続▽特急「北越」など新潟方面の特急列車の運行継続▽大糸線は存続の上、冬季の長期運休がないよう雪崩防護柵の設置−−などを関係機関に求めていくことを確認した。【長谷川隆】