大阪モノレール 平成24年4月 有⾺特別参与作成資料 第一部:全体分析・診断結果 Ø 大阪府が65%出資する大阪高速鉄道(OKT)は環状線と彩都線を運営している。当初は ⾚字基調、多額の有利⼦負債を負担していたものの、路線の延伸が進むとともに、収 益が改善し、現在では、他のモノレール、新交通を上回る収益・キャッシュフローを 計上するに至っている。また、負債の返済も大きく進んでいる • ただし、こうした高い収益性は、大阪府が当初の建設コストの2/3近くを負担し てきたためであり、当初建設コストの償却負担を含めると、大幅赤字 Ø 恵まれた環境の結果の高い収益に依存し、OKTおよび⼤阪府は経営努⼒を⼗分に⾏っ てきていない • OKT: • 同業他社に比較し、過剰な人員及び高い人件費 • 自前主義中心。ただし、収益をあげられていない • 一方、顧客の高い要望のある、値下げ、終電の時間の改善、ラッ