志賀直哉「雨蛙」の原稿。タイトルでは「枝」を消して「雨」に直している 「中央公論」元編集長の遺品から志賀直哉や谷崎潤一郎ら多くの作家の小説原稿が見つかった件で、寄贈を受けた日本近代文学館が23日に会見を開き、遺品の内訳を発表した。67人の作家らの、計214作品が含まれていたという。56人分、171通の書簡もあった。会見した紅野(こうの)敏郎早大名誉教授は「壮観だ。大正期に活躍した作家がほぼ網羅されており、例のない貴重な資料だ」と話した。 遺品は編集長だった滝田樗陰(ちょいん、1882〜1925)のもの。原稿は1915〜25年に「中央公論」に掲載されていた。明治期から活躍した正宗白鳥、白樺派の武者小路実篤らの原稿もあり、若山牧水の歌も見つかった。ジャーナリスト長谷川如是閑(にょぜかん)の原稿もあった。 原稿の多くに推敲(すいこう)の跡があり、志賀や谷崎、白鳥の原稿では特に多く推敲が重ね
三角寛と共にサンカのセブリを訪問したNHKのアナウンサー藤倉修一に、『マイク人生うらおもて』という著作がある。そこには、現在NHKで人気の「クエスタ」のモデルと思われる「二十の扉」という番組について書かれている。 中でも二十七年六月の特集「文壇二十の扉」には武者小路実篤・川端康成・永井龍男・高見順・里見弓享という文壇のお歴々が解答者席にずらりと並ぶ豪華版であった。ふだん書斎でのしかつめらしい顔しか想像できない先生方が「お好み焼きに関係ありますか」「猫は動物ですか」などど子供のようなトンチンカンな質問をしたりして無邪気な一面を見せて大好評であった。 昭和27年6月7日朝日新聞朝刊のラジオ欄の夜7時半の「文壇二十のとびら[ママ]」の欄には、里見、川端、高見、永井、吉屋信子の名前が挙がっている。武者小路が正しいのか吉屋が正しいのかというと、ググったら、ブログ「須雅屋の古本暗黒世界」によると、藤倉
調布市の武者小路実篤記念館(若葉町一)は、公式ホームページ(HP)上で実篤の肉声の公開を始めた。肉声が聞けるのは「バン・ゴッホ」と「歓喜雀躍(かんきじゃくやく)」の二つの詩の朗読。同館では「顔や作品は知っていても声を聞いたことがない人が多いと思う。肉声に触れることで実篤をより身近に感じてもらえたら」と話している。 (高橋知子) 「バン・ゴッホ」は実篤が画家ゴッホの作品に驚嘆し、力を与えられたことを詠んだ詩で、朗読は実篤が七十一歳の時のもの。「バン・ゴッホよ」と、実篤は力強い口調でゴッホをたたえている。
「菓子の記録帖」主宰 尾関勇長野県上田市の銘菓・くるみそば この商品の詳細はこちら 信濃路うさぎや上田中央店信濃路うさぎやはJR上田駅から徒歩5分 麻布十番にある「菓子の記録帖」は、“後世に残したい日本の菓子”をコンセプトに、都内でもなかなか手に入りにくい珍しい菓子を紹介する小さな店舗です。6月にお届けする詰め合わせセットのご紹介で最後を飾るのは、信州を代表する「くるみ」と「そば」を使った和菓子、その名も「くるみそば」です。 ●夏の信濃の風情を感じさせる銘菓 信州の古都である上田市は、戦国の世に名をはせた真田家発祥の地です。内陸性気候で、晴天率も高く古来より作物の豊富な場所であった関係もあり、おいしい菓子の名店が多いことでも知られています。その中でも、そばやくるみなど信濃独特の素材を使った菓子で有名なのが「信濃路うさぎや」の「くるみそば」という銘菓です。 同店では、地元菅平高原の白さ
以前に河口~川原自然公園までサイクリングしたので、今回はさらに上流の戸崎橋まで走ってみました。 これまでの平野部から山間部に入って行きますが、道路の傾斜はあまりなく、交通量も少ないので走りやすいです。 自然公園の西1kmで、川は北方向に進路を変えます。 川沿いに県道22号(東郷・西都線)が走っています。 川原橋。 まっすぐ行くと西都市穂北方面へ。 橋から北方向を見る。 川岸は徐々に崖が多くなります。 えほんの郷の案内板が道のあちこちに建っています。 いかにも手作り風のほのぼのとした感じです。 川は少しずつ蛇行しながら流れる。 流れはそれほど速い感じではありません。 山々の緑が鮮やかです。 道路は2~1.5車線位で走りやすい。 小丸川発電所建設のために、整備されたのではないかと思います。 日日新トンネル 武者小路実篤の「日々新」という詩から付けたらしい。 戸崎橋までに4箇所のトンネルがありま
調布市観光マップにも紹介されている 【調布市観光マップ →】 実篤公園に,大変珍しい「ヒカリモ」が見ることができます。 実篤公園は,武者小路実篤記念館に隣接し, 実篤が生前住んだ建物と 約5,000平方メートルの庭園が残っています。 【実篤公園】 「ヒカリモ」は,初夏から初秋にかけて見ることができ, 暗所で光を反射させることで,黄金色に見えることが名前の由来です。 生息が難しいため,非常に珍しく,都内で公開されているのは, 実篤公園のみになっています。 【ヒカリモ】 この「実篤公園」は,調布市観光マップのモデルコースのひとつ 「仙川 芸術と文化コース ~野川散策と仙川アート・カルチャーを感じる路 ~」 に,掲載しています。 「仙川 芸術と文化コース ~野川散策と仙川アート・カルチャーを感じる路 ~」
「友情」などの作品で知られ、明治末から昭和にかけて活躍した文豪、武者小路実篤の書画などを収蔵している「武者小路実篤記念館」(東京都調布市若葉町)は、ホームページで実篤の音声の公開を始めた。 公開しているのは「バン・ゴッホ」と「歓喜雀躍」の2編の自作の詩の朗読音声。バン・ゴッホは、画家、ゴッホの作品に感嘆し力を与えられたことを詠んだ詩で、71歳だった昭和31年に録音。歓喜雀躍は38年に録音された。 記念館は、写真でしか見る機会がなくなっている実篤の存在を実感してらうために、音声の公開を始めた。今後、公開する音声を増やしていくという。
5月8日(土曜日)、渋谷のbunkamuraで「レンピッカ展」を見る。 先日新しくできた「三菱一号館美術館」へ「マネ」を見にいったが、入口に列ができて30分待ち、そのときは、やむなく退散した。今回も並んでいるようだといやだな、とおもったが、すんなり見れた。 絵のことは何もわからない。美人や風景を見るのが好き、という程度で見ている。レンピッカの絵には、美しい女がたくさん登場してくるが、画家本人もかなりの美人で、映画スターのように着飾ったレンピッカの写真が何枚も陳列されていた。 ★ 渋谷から新宿へもどり、京王線で武者小路実篤記念館のある仙川へいく。tougyouさんから教えていただいた企画展「白樺派と漱石」を見るため。 土曜日で武者小路実篤旧邸のなかも見学できた。広い庭が公園になっているのでそこをぶらぶらしながら、道路下のトンネルをくぐると、「武者小路実篤記念館」がある。入館料は200円と安い
東京都のほぼ中央に位置する三鷹市は、昨年生誕100周年を迎えた太宰治をはじめ、多くの作家たちが暮らした町として知られている。平成13年には「三鷹の森ジブリ美術館」が開館し話題を集めたが、北部には太宰が入水した玉川上水が流れる水と緑豊かな町でもあり、散策にはもってこい。せっかくの連休、街歩きがてら、文豪の足跡を追ってみるのもいいかもしれない。 国木田独歩の碑 JR三鷹駅北口に降りたつと、右手に「武蔵野」などで知られる国木田独歩の碑が建っている。一時期三鷹で暮らしたことのある武者小路実篤の書で、「山林に自由存す」というの一節が刻まれている。碑に埋め込まれた肖像レリーフは、独歩の次男で彫刻家の佐土哲二制作によるものとか。周囲にはすっかり発展した駅前の風景が広がるが、ここからかつての「武蔵野」に思いをはせてはいかがだろう。 禅林寺 三鷹駅南口から南に約10分。森鴎外と太宰治の墓がある。太宰の命日に
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