日活、角川大映の両撮影所をはじめ、市内に40を超える映画・映像企業がある調布市は、映画を観光資源としてPRしようと、観光案内所ぬくもりステーション(同市布田1)に「映画のまち調布」コーナーを設置した。各社の協力で、映画ファン必見の秘蔵品が展示されている。 (高橋知子) 目を引くのが、入り口に展示された「ガメラ」。特撮映画を代表する「大怪獣ガメラ」(一九六五年)に始まる昭和シリーズの主役と、第十二作「小さき勇者たち~ガメラ~」(二〇〇六年)に登場したものの二体が「ガオーッ」と出迎える。
調布市の武者小路実篤記念館(若葉町一)は、公式ホームページ(HP)上で実篤の肉声の公開を始めた。肉声が聞けるのは「バン・ゴッホ」と「歓喜雀躍(かんきじゃくやく)」の二つの詩の朗読。同館では「顔や作品は知っていても声を聞いたことがない人が多いと思う。肉声に触れることで実篤をより身近に感じてもらえたら」と話している。 (高橋知子) 「バン・ゴッホ」は実篤が画家ゴッホの作品に驚嘆し、力を与えられたことを詠んだ詩で、朗読は実篤が七十一歳の時のもの。「バン・ゴッホよ」と、実篤は力強い口調でゴッホをたたえている。
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