ブックマーク / www.aozora.gr.jp (9)

  • 『劉生画集及芸術観』について (和辻 哲郎)

    自分は現代の画家中に岸田君ほど明らかな「成長」を示している人を知らない。誇張でなく岸田君は一作ごとにその美を深めて行く。ことにこの四、五年は我々を瞠目(どうもく)せしめるような突破を年ごとに見せてい…

    『劉生画集及芸術観』について (和辻 哲郎)
    musha-gumi
    musha-gumi 2011/12/11
    和辻哲郎による。初出:「中央美術」1921(大正10)年。同書に対する短い感想。
  • 牧野信一 月評

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    musha-gumi 2011/11/27
    牧野信一「月評」(昭和10年4月の読売新聞)で、「文藝」の「白樺座談会」に言及。→
  • 山遊び (木下 利玄)

    足守川にかゝつて居る葵橋を渡る頃は秋晴の太陽が豐年の田圃に暗く照つて居た。八幡樣の山では松の木立の下に雜木がほのかに黄ばんで櫨の木の紅葉の深紅なのが一美しく日に透いて居るのが長閑に見えた。河原には…

    山遊び (木下 利玄)
    musha-gumi
    musha-gumi 2010/08/21
    木下利厳「山遊び」が青空文庫で公開された。
  • 木村荘八 私のこと

    ………生ひ立ちについて記せといふことですが、生ひ立ち万端すべていつか記しつくしたやうに思ひます。先づ昔の土地についてのことから書くことにしようと思ひます。これも今では移り代りの早さに、文献ものになりました。 ――ぼくは十九の歳、すつかり火事にあひましたので、それまでの記念品のやうなものは写真から、絵から、衣類大小、それこそ根こそぎみんな焼いて了つて、大正二年に北山清太郎の撮影した写真からがその後のはじまりです。北山清太郎といへば、画壇に御存知の方も少くないことでせう。その大正二年の秋、ぼくは二十一歳。ぼくはその冬には麻布一連隊へ入営してゐました。岸田劉生が二十三歳。岸田はその頃に結婚してゐたと思ひます。岸田はその頃、仕事としては、岸田の画集の冒頭に出てゐる繃帯した少女の像であるとか、東京郊外の写生品、バーナード・リーチ像等を作つてゐました。 大正二年はその春(三月十一日より三十日まで)フュ

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    musha-gumi 2010/08/11
    青空文庫には木村荘八の作品はだいぶ登録されているので、要チェック。
  • トルストイ翁論文 (石川 啄木)

    詩人、歌人、評論家。名一(はじめ)。岩手県の僧家に生まれる。与謝野鉄幹の知遇を得、詩人としてデビュー。代表作に、詩集『あこがれ』(1905)、歌集『一握の砂』(1910)など。大逆事件を契機に社会主義思想に目ざめたが、肺疾患と窮乏のうちに死んだ。 「石川啄木」

    トルストイ翁論文 (石川 啄木)
    musha-gumi
    musha-gumi 2009/11/03
    石川啄木による。トルストイの非戦論についての文章。
  • 狩太農場の解放 (有島 武郎)

    有島武郎は大正11(1922)年7月、北海道ニセコ町(旧狩太村)に所有していた農地を小作人に無償で与える農場解放宣言を行った。 当時は地主が農地を所有し、小作人が耕作をして小作料を地主に支払うという制度であった。 武郎は、父・有島武の入手した農地を自分が所有することとなり、自分自身が地主となって搾取する側に立つことに苦しんでいた。搾取する立場に甘んじることは、自らの良心にかけて断じてできない、と信念の人・有島武郎は、農場解放を行ったのだ。 この試みは決して成功裡に終わったわけではなかったが、戦後の農地解放にいわば先駆ける形で有島武郎が農場を解放したことは、評価されてしかるべきであろう。有島自身がこの文章の中で「私の土地解放は時代の思想に伴つて行つたもので将来漸次土地が解放される前兆とも見るべき」と述べており、時代を見つめる有島の確かな眼をうかがうことができる。

    狩太農場の解放 (有島 武郎)
  • 私有農場から共産農団へ (有島 武郎)

    1878年3月4日、東京小石川水道町に生まれる。東北帝大農科大学で教鞭を執るかたわら、1910年「白樺」に同人として参加。『かんかん虫』『在る女のグリンプス』などを発表する。1916年、結核を病んでいたが死に、さらに父が亡くなったことから教鞭を辞し、格的に文学生活に入る。『或る女』『カインの末裔』『生れ出づる悩み』などが代表作。1923年6月9日、人の波多野秋子と軽井沢の別荘浄月庵にて情死。 「有島武郎」

    私有農場から共産農団へ (有島 武郎)
  • 作業中 作家別作品一覧:木村 荘太

    musha-gumi
    musha-gumi 2009/08/29
    「牽引」を入力作業中とのこと。小谷野氏が自身のサイトで公開した後だが。
  • 『青空文庫 全』寄贈計画のお知らせ

    青空文庫図書館の書架に! 『青空文庫 全』寄贈計画のお知らせ 2007年10月26日 2010年4月10日 更新 青空文庫 ▲上の画像のクリックで、『青空文庫 全』が開きます。 プリント用の高解像度版は、ここをクリックしてダウンロードしてください。(9.6Mバイトあります。) 【寄贈計画ニュース:2010年4月10日版】 ・2010年4月10日(土)、残部がつきたので、『青空文庫 全』の配布を終了しました。 ・2008年1月13日(日)、公開作品の書誌データをまとめて取得する際に利用できる、 「作家別作品一覧」に関する内容を、「青空文庫早わかり」に書き足しました。『青空文庫 全』DVD-ROM収録作品の書誌データを得る際にも、「一覧」は使えます。 ・2008年1月、国際交流基金情報センターライブラリーのご支援を得て、海外図書館へ寄贈の輪が広がり始めました。 ・2007年12月13日(木

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