ブックマーク / swelog.miraioffice.com (6)

  • 39巻、3万3111ページ、107キロのスウェーデン語辞典、140年の歳月を経て完成、の舞台裏 - swelog ニュースで語るスウェーデン

    「Rまでに関わった人はみんな死んでしまったが、S以降の人はまだ10人ほど存命だ」 とか書かれていると、なんだかミステリーでも読んでいるような気がするが、これはスウェーデン語の辞書の話だ。 すでに一ヶ月ほど前にAFP通信も配信し、世界中のメディアが報道しているが、最近出たダーゲンス・ニュヘテルがこの「スウェーデンアカデミーの辞典(SAOB)」の編集部を訪問した記事が面白かった。なんと編集部はルンドにあった。(辞書完成のニュースの概要はこちらでも) mainichi.jp 著名な建築家が1960年代に自宅としてルンドのお屋敷街(教授村という名前)に建てたモダニズム建築の建物に、スウェーデン・アカデミーの辞書編集室はある。1999年にこちらに移転してきた。 元マスター・ベッドルームがあった場所には、宇宙用語辞典から、カール・リンネの紀行レシピまで、約4000冊のが並ぶ図書室として使われて

    39巻、3万3111ページ、107キロのスウェーデン語辞典、140年の歳月を経て完成、の舞台裏 - swelog ニュースで語るスウェーデン
  • 大人のための子どもニュース - swelog ニュースで語るスウェーデン

    戦争、ギャング団による銃撃事件、テロの脅威、せまりくる気候変動危機に、インフレ。世界を覆いつくす暗く重いニュースを子どもたちにどう伝えるのか。 スウェーデンの人気の子どもニュース「Lilla aktuellt」は、子どもたちが世界や社会の出来事について疑問に思った時に、なにか起きているかを理解し、説明できるよう手助けする、「大人のための子どもニュース」を始めて放送する。 番組では、現役の警察官が、銃撃事件への子どもたちの不安や、子どもがトラブに巻き込まれる心配する親たちにむけての対処法を話したり、心理学者による暗いニュースが子どもたちの心理に与える影響の解説がある。 イスラエルとハマスの間の対立が、学校の生徒間に持ち込まれている状況にどのようにマルメ市の責任者が取り組んでいるか、そしてSVTの戦地への特派員としてウクライナと中東からニュースを伝えているジャーナリストが、自分の子どもたちに自

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  • 「もうこれ以上、火消し役には回れない。火よ、燃え上がれ」 - swelog ニュースで語るスウェーデン

    との抗議の声を上げていたのは、ストックホルムの教師、生徒、そして保護者たち。先週の土曜日に数千人が集まり、学校への予算削減に対抗するデモが行われた。 スピーチに立った教師の1人は「削減された予算を補うために、私たちが身を粉にして働くという状態にはこれ以上耐えられない。もう火消し役は続けられない。火が大きく燃え上がれば政治家たちもこの国の教育の危機に気がつくでしょう」と声を上げた。 教師は削減された予算を補うために、総務、警備員、庶務や学校看護師やカウンセラーとしても働くことはできないと現状を批判する。ストックホルム市の126の公立基礎学校のうち、103校で、2023年度に割り当てられた予算では学校運営が赤字となり、各校は人員削減を迫られている。 他の教師は「教えるために5年もかけて勉強してきたのに、今は教える以外の様々なことに時間を使っている。なんとかやってきたけど、これ以上続けられない」

    「もうこれ以上、火消し役には回れない。火よ、燃え上がれ」 - swelog ニュースで語るスウェーデン
    musiccloset
    musiccloset 2023/05/13
    まさに……日本。でもせめてその火も山火事レベルになる前に早い段階で着火できるのか理想かな…。日本は燃えるとしたら噴火レベルになりそうだから余計に。
  • さらに悪化した世界の報道の自由 - swelog ニュースで語るスウェーデン

    このブログでも何度か取り上げている「国境なき記者団」の世界の報道の自由インデックス。書くたびに状況は悪化しているように思うが、今年はジャーナリストが自由に情報を入手し、そして入手した情報を発表することを妨げられないという「グリーン(以前はホワイトと分類されていた)」カテゴリーの国は8ヶ国だった。同カテゴリーには例えば、2015年には21ヶ国が分類されていた。 2023年のIndex | RSF youtu.be 北ヨーロッパ諸国は毎年トップに顔を並べていて、今年も一位はノルウェー。その後にアイルランド、デンマーク、スウェーデンと続く。この先もフィンランド、オランダ、リトアニア、エストニアとご近所の国が並ぶ。日は今年は68位と、以前から同じあたりをうろうろしている。 日は、メディアの自由と多元主義の原則を掲げているが、伝統、経済的利益、政治的圧力、男女の不平等などにより、ジャーナリストが

    さらに悪化した世界の報道の自由 - swelog ニュースで語るスウェーデン
  • ウクライナの戦争で何が起きているかわからなくなってきた理由 - swelog ニュースで語るスウェーデン

    私も4月12日以降、ウクライナ戦争に関連した記事を書いていないことに気がついたが、スウェーデン防衛研究所のアナリストが、なぜこの戦争について見聞きすることが減ってきたかを解説してた。 理由は3つほどあって、1つ目はロシアの攻め方が変わったことで、これまで素早く移動を繰り返して各地を攻めるというやり方から、現在はドンバス地方での動きの少ない塹壕での撃ち合いが中心となっており、現場では報道や一般人も撮影のために近くにいるということは命に関わる状況となっていることで報道自体が減っていること。 また、兵士や住民が撮影した動画がSNSにあふれていた当初の状況は、ロシアウクライナ両国が積極的に投稿を制限することで劇的に減っていることも要因の一つ。さらにSNSのアルゴリズムの影響により、人々の関心が少しでも減るとタイムラインから戦争に関するものが勢いをつけて減っていく。 アナリストはこのようなSNS

    ウクライナの戦争で何が起きているかわからなくなってきた理由 - swelog ニュースで語るスウェーデン
  • 想定外のリスク、想定内のリスク・NATO加盟へのトルコの反対と、サイバー攻撃共同演習 - swelog ニュースで語るスウェーデン

    「これどうなるんだろう?」と何かについて心配していたら、それとは違う方向から別の問題がやってるくることはよくあるが、昨日のトルコのエルドアン大統領のフィンランドとスウェーデンのNATO加盟に難色を示す発言もそんなうちのひとつ。 トルコ、フィンランド・スウェーデンのNATO加盟に難色: 日経済新聞 昨日の夜のニュース解説では、エルドアン大統領はこの件に乗じて自国の立ち位置を優位にしたいのだろうということで、トルコにはなにかよい条件を出すことが必要となるかもしれないなどの議論が展開されていた。 またフィンランドとスウェーデンは矢継ぎ早にアメリカやイギリス、ドイツなどと行ききして話し合いを持ったのに(マリン首相は電光石火で日にも行っていたのに)、なぜ私のところに挨拶にこない! とエルドアンのプライドが傷つけられただろうことへの言及もされていた。大きな変化の際には、それに対して意外な形で引き起

    想定外のリスク、想定内のリスク・NATO加盟へのトルコの反対と、サイバー攻撃共同演習 - swelog ニュースで語るスウェーデン
    musiccloset
    musiccloset 2022/05/14
    “Locked Sheilds 2022” サイバー防衛センター CCDCOE
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