人間は人生に起こったほとんどのことを忘れてしまう生き物ですが、「楽しかった」「辛かった」などの思い出は意外と覚えているものです。逆に意識的に感情のコントロールを行えれば、記憶に残りやすくなります。「楽しい」という感情をうまく使ってみましょう。脳の仕組みを研究した精神科医の樺沢紫苑さんが、「記憶」と「学び」について20年以上の試行錯誤をわかりやすくノウハウとしてまとめた『記憶脳』(サンマーク出版)から一部抜粋、再構成してお届けします。 「楽しい」という感情が記憶力を増強させる 「勉強ができない人」の最大の原因は何だと思いますか? 「頭が悪い」「記憶力が悪い」「暗記力が悪い」……。これらは、全くの間違いです。 少なくともIQは、生まれた後でも、20歳を超えてからでも伸ばすことができますから、「自分は生まれつき頭が悪いから勉強できない」というのは、単なる都合のいい「言い訳」にすぎません。実は「勉
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