文化庁が行っている日本の現代美術の国際的な発信強化と市場活性化を目指すアートプラットフォーム事業で、日本の美術館が戦後取り組んできた現代美術展を網羅した資料のウェブサイト上での公開を始めた。1953年から2018年までに発刊された現代美術展のカタログを現物で確認し、基礎的な情報を目録化している。主に海外の美術関係者や研究者らから、日本のアートに関する情報にアクセスしにくく、手掛かりがないという声
白人警察官によって黒人男性が暴行され、死亡した様子は、複数のカメラによって映像として記録されていた。誰もが携帯電話を持ち歩き、いつでもカメラを向けられるようになっても、それが暴力の抑止につながるわけではない。 by Ethan Zuckerman2020.06.11 155 177 8 8 ミネアポリスの警察官らによるジョージ・フロイド殺害の様子は、1度ならず5~6回も撮影されていた。フロイドが意識を失った後も警察官が数分間にわたって首と背骨を圧迫し続けたのはなぜなのか。真相究明が待たれる中、フロイドが偽の20ドル札を使ってたばこを買ったとされるカップ・フーズ(Cup Foods)の監視カメラ映像が公開された。フロイドが1人の警察官に殺されるのを、周りの警察官3人がただ立って見ているという映像とともに、フロイドを地面に押し付けるのを止めるよう警察官らに懇願していた目撃者たちが携帯電話で撮影
音楽業界では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による経済的打撃を予測し、コロナ以降の再生に向けたシミュレーションが始まっています。 多くのレコード会社や、ライブビジネスのプロモーター、アーティストやクリエイターを支援する立場の音楽業界団体などは、不安定な社会状況の後に生まれる「ニューノーマル」の世界に最適化するべく、2020年とそれ以降に向けた、新しい戦略作りに取り組み始めました。 COVID-19の影響で、収益回復は長期戦になるでしょう。というのが、音楽業界に共通する認識です。 制限が課された社会で、音楽活動を再開するこの期間に、音楽業界では今、アーティストや音楽企業、従業員、あらゆるレベルの関係者たちの活動と成長を回復するためのシナリオを作ることにフォーカスしています。 2020年に音楽業界の売上は30%以上減少 「エンタテインメントの消費の仕方は一変した」と警告するのは、
コロナウイルスの流行をめぐって、各国の哲学者たちが声明や文章を発表しています。『ゲンロン』で「芸術と宇宙技芸」を連載し、昨夏にゲンロンカフェにも登壇したユク・ホイは、ヨーロッパでの感染と感染対策が広まる4月に"One Hundred Years of Crisis"と題する論考を発表しました。1919年にポール・ヴァレリーが発表した「精神の危機」から100年後に起きた今回のコロナ危機は、世界史にとってどのような意味を持つのでしょうか。そして西洋的な科学一元論に陥らず、単なるオルタナティブとして東洋を見出すのでもない方法で、このグローバルな危機を乗り越えるためには、どのような思想が必要なのでしょうか。つねに東洋と西洋のあいだで思考してきたユク・ホイによるこの論考を、ゲンロンαで急遽、全文訳出することにしました。東浩紀による「コロナ・イデオロギーのなかのゲンロン」ともあわせてお読みください。ま
新型コロナウイルスの患者を受け入れた病院や、専門外来を設置した病院を中心に、患者の受診控えや、職員やその家族への差別的対応が起きていることが、新潟県内全病院を対象にした新潟県のアンケート調査でわかった。県は「医療関係者に対する中傷やいじめは決してしないで」と強く呼びかけている。【井口彩】 調査は5月12~20日、病床が20床以上の全病院を対象にメールで実施。101病院(回答率80.8%)から回答を得た。このうち、新型コロナの患者受け入れ病院と、専門外来「帰国者・接触者外来」設置病院の計30病院は全てが回答した。 全病院を対象に風評被害の影響(複数回答可)を尋ねたところ、最多は「特になし」(57%)だったが、「患者の減少」が34%、「職員やその家族への誹謗(ひぼう)中傷」が8%、「その他」が12%あった。新型コロナの患者受け入れ病院と専門外来設置病院に対象を限ると、「患者の減少」が57%と「
ニューヨーク(CNN Business) 米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが展開するばんそうこうのブランド「バンドエイド」はこのほど、黒人や茶色がかった肌の消費者に合った色味の製品をラインアップに加える意向を表明した。 「多様な肌が持つ美しさを取り入れる」ことを念頭に置いているという。 これまでバンドエイドが採用してきたばんそうこうの色は、有色人種の人々の間で論争の的になってきた。これらの人々は下着などの製品についても、白人の肌に合わせた色味が標準となっている点を疑問視している。 バンドエイドは10日に行った製品に関するインスタグラムへの投稿の中で、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」運動への寄付を計画していることも明らかにした。 同社の広報担当者は、ブランドから運動に10万ドル(約1000万円)を寄付する方針だと説明。ジョンソン・エンド・ジョンソンも向こう3年間で10
(※6月29日:雑所得や給与所得で確定申告した個人事業者も対象になったので追記。) (※6月15日:約2週間で無事200万円振り込まれたので追記。) いよいよ来たか・・・という感じです! 新型コロナの影響で、講談社の月刊マンガ雑誌が、1号だけ休刊(刊行延期)となりました。電子配信も同じく1号休刊です。 【講談社】緊急事態宣言等にともなう漫画雑誌の刊行に関するお知らせ https://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/2020/20200414_news_comics.pdf ↑ 講談社が刊行を延期するマンガ雑誌10冊 今は緊急事態宣言もあって、編集部だけでなく製版所や印刷所も満足に動いておらず、5月前半までは延期やむなしといったところでしょう。 『進撃の巨人』や拙作『UQ HOLDER!』が連載中の「別冊少年マガジン
福岡市で新型コロナウイルス感染症の対応に最前線で当たった保健所職員49人の約3割で、4月の残業時間が単月の過労死ラインとされる100時間以上となっていたことが12日、市への取材で分かった。最長の職員で155時間に上っていた。同市では九州全体の約4割を占める370人超の感染者が確認されており、4月は最も集中。感染経路の調査など感染拡大防止の上で重要な役割を担う保健所の業務が逼迫(ひっぱく)していたことが勤務状況からも明らかになった。 市は、各区の保健所で感染症対策を担当する健康課健康づくり係の職員49人について3、4月の残業時間を集計。それによると、3月にゼロだった残業100時間以上の職員は4月に14人となった。同月の担当職員の平均は66・3時間で、3月の同22・2時間から3倍に膨れ上がっていた。 同市では2月20日に九州で初めて感染者を確認。その後、感染者数は低調に推移したが3月26日以降
フランス、コロナに「勝利」宣言 22日から学校正常化 2020年06月15日06時09分 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は14日、テレビを通じて演説し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため遠隔授業や人数制限を行っている幼稚園から中学校までの教育機関について、22日から通常授業に戻すと発表した。マクロン氏は「ウイルスとの戦いは終わっていないが、最初の勝利をうれしく思う」と表明した。 【地球コラム】「パンドラの箱」開けたコロナウイルス マクロン氏は、感染防止のため屋外のテラス席のみ営業が許可されていたパリおよび周辺地域の飲食店に関し、15日以降は他の地域と同様に屋内も含めた通常営業を再開すると発表した。 また、28日に延期された統一地方選の第2回投票は予定通り行われると述べた。 保健省によると、新型コロナによる仏国内の累計死者数は約2万9000人に上る。 新型コロナ最新情報 日韓関係
<貿易戦争はギリギリで回避したかにみえたが、パンデミックで米中対立は危険な局面へ。「中国もいずれ『普通の国』になると希望を抱く時代は終わった」。軍事面、経済面......米ソ冷戦との違いは何か。デカップリング以外の施策はあるか。本誌「米中新冷戦2020」特集より> いずれ中国もわれわれの仲間になる──。この漠然とした思い込みは、過去40年間、アメリカの対中政策の根幹を成してきた。だが今、その「言い出しっぺ」の1人が、とうに自明になっていた事実を認めつつある。 ロバート・ゼーリック米国務副長官(当時)が、中国に「責任あるステークホルダー」になることを求めたのは2005年のこと。WTO(世界貿易機関)加盟から4年がたち、一段と好調な経済成長を遂げる中国に、政治や安全保障も含めたアメリカ主導の国際システムの一員になることを期待したのだ。 中国は、この期待に一部応えた。ゼーリックは昨年12月のスピ
感染者への中傷や差別の蔓延 新型コロナ感染症の蔓延が拡大するなかで,さまざまな誹謗中傷や差別がクローズアップされています。それは大まかに分けて,感染者に対する差別,医療従事者や配送業者など社会機能の維持のために働く人々への差別,これらの人々の家族に対する差別,さらには外国人への差別などあります。 これらの差別を助長した責任の一端は,マスメディアにもあるといえるでしょう。ニュースやワイドショーは,感染者の年齢,居住地,職業などのほか,感染前後の行動を事細かに報道し,視聴者に怒りを焚きつけているかのような報道ぶりでした。そしてそれを見た人々は感染者を特定しようとして,名前や顔写真などの不確かな情報をSNSで拡散するような動きまでありました。 マスメディアも最近は反省したのか,日本新聞協会と日本民間放送連盟が「新型コロナウイルスの感染者や医療従事者らへの差別,偏見がなくなるような報道を心掛ける」
中国武漢市を訪れたメルケル独首相。毛沢東が泳いだ揚子江の橋の上で車列を止め、写真を撮った。2019年9月、武漢市で撮影(2020年 ロイター/Andreas Rinke) 昨年9月、中国・武漢市内を移動していたドイツのメルケル首相は、揚子江(長江)にかかる橋に差し掛かったところで車列を止めさせた。メルケル氏はそこで、革命の指導者・毛沢東が人民に向けて披露したパフォーマンスの話を聞きたかった。 車を降りたメルケル氏は橋の上でポーズを取り、写真を撮らせた。1966年、毛沢東はこの場所で毎年恒例の水泳行事に参加し、自らの健在ぶりとリーダーシップを象徴的に誇示した。 メルケル氏にとっては単なる記念撮影だった。この地がまもなく、世界で40万人以上の死者を出すパンデミック(世界的な大流行)の震源地となるとは思ってもみなかった。 生きた武漢訪問の経験 メルケル首相に近い関係者3人がロイターに語ったところ
シンガポール政府は6月下旬にも同国在住者を対象に、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者を追跡可能な端末「トレーストゥゲザー・トークン」の配布を開始する。この端末は、3月20日に導入されたスマートフォンの追跡アプリ「トレーストゥゲザー」(注)を補完するもの。同アプリはアップルのアイフォン(iPhone)でうまく作動しないなどの問題があり、政府は新たに持ち運び可能な端末を開発した。追跡アプリの利用は任意で、6月5日までに約150万人(同国在住者の約25%)がダウンロードしている。政府は追跡アプリが効果的に機能するには導入率を75%まで引き上げる必要があるとしている。ビビアン・バラクリシュナン外相(スマート国家イニシアチブ担当兼務)は6月8日の会見で、端末の配布に当たっては携帯電話を持たない人々を対象に優先的に配布すると述べた。 政府の新型コロナウイルス対策タスクフォースの共同委員長を務めるロ
txt/構成:編集部 徐々に再開される映像制作の現場 空前の社会的危機となっている新型コロナウイルス(COVID-19)。5月末に緊急事態宣言が解かれ、6月を迎えて少しづつではあるが社会は動き始めた。新しい感染者は日々2桁程度推移している。これが今の現状だ。 しかし、一方海外に目を向けるとアメリカ、ブラジルやインドで、感染者や死者は増大していて勢いは弱まったとは言えない。この感染症は、「世界のどこか」で今も猛威をふるっている。緊急事態宣言が解かれた後もかつての日常には戻らないことが実感された方も多いのではないだろうか? ドラマ、CM、映画撮影なども徐々に再開している。テレビ局や協会では感染拡大予防のためのガイドラインが発表されており、それに準拠したカタチでの映像制作を模索している。指針となるのは、一般社団法人日本映画製作者連盟が5月14日に発表した「映画撮影における新型コロナウイルス感染予
(CNN) 米ジョージア州アトランタで12日夜、停車中の車の中で寝ていた黒人男性が警察の拘束に抵抗し、警官に撃たれて死亡した。ボトムス市長は市警察署長が辞任すると発表した。 州捜査当局によると、男性はアトランタ在住のレイシャード・ブルックスさん(27)。ファストフード店の駐車場内にあるドライブスルー車線で車を止めて眠っているとの通報を受け、警察が出動した。 現場での飲酒検査で基準値を上回ったが身柄拘束に抵抗し、警官らともみ合いになったという。 捜査当局によると、防犯カメラの映像には、警官のテーザー銃を手にしたとみられるブルックスさんが車数台分の距離を走った後、振り返って警官に銃口を向ける場面が映っている。 これに対して警官が銃を抜き、実弾でブルックスさんを撃ったとみられる。ブルックスさんはその場に倒れ、搬送先の病院で死亡した。このほか警官1人が負傷して手当てを受けた。 捜査当局は防犯カメラ
新型コロナウイルスの流行を機に、NTT東日本が開発し無償提供しているテレワークシステムが好評だ。自宅のパソコンから安全に職場のネットワークに入れるシステムで、利用者はすでに3万2千人を超えたが、驚くべきはこのシステムがわずか2週間で開発された点だ。携わったのは同社が4月にヘッドハンティングした登大遊(のぼりだいゆう)さん(35)。業界では名の知れた天才プログラマーだ。 「短期間で作ったシステムだが、大きな事故はない。今後のシステム開発にとって大きな価値になる」 そう語る登さんは、小学生でプログラミングを始め、高校時代にはプログラミングに関する著書を出版。筑波大在学中に開発した独自のVPN(仮想プライベートネットワーク)システムで平成19年に経済産業相表彰も受けた。今も同社に籍を置きつつ、筑波大准教授や自ら起業したソフトウエア会社の代表も務める。 国のサイバーセキュリティー研究の中核を担う独
東京で47人感染 約7割「夜の街」関連―新型コロナ 2020年06月14日21時09分 国内では14日、新たに75人の新型コロナウイルス感染者が確認された。東京都では47人の感染が判明。1日当たりの感染者が40人を超えたのは、57人が確認された5月5日以来で、同25日の緊急事態宣言解除後では最多となった。 新型コロナ、対人距離2メートル確保 「夜の街」営業再開へ指針―政府 都によると、新規感染者の約7割に当たる32人が接客を伴う飲食店など「夜の街」で感染したとみられる。18人は同じ店のホストで、新宿区や都が店の協力を得て実施した集団検査で陽性が判明した。このほか、7人は集団感染が起きた武蔵野中央病院(小金井市)など医療機関の関連という。 小池百合子都知事は「積極的に検査を行った結果で、かつての数字とはかなり違う」と話した。 一方、厚生労働省は成田、関西両空港に到着した男女14人が検疫で感染
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